アイドルを推しはじめた理由
「どうすれば楽に死ねるか」
当時の私の頭の中はそれだけでした。
タイトルと関係の無い冒頭すぎますね笑
けれど、推しに出会う理由と自分の思いを振り返りたいだけなので、よんでくれたら嬉しいです。笑
きっと色んな辛い出来事がたまたま全て重なってしまっただけ。
今思えば、単にそれだけだったと思います。
けれど、恋愛、友情、就活、その他諸々
色んな自分にとっての小さな「苦しい」が重なり
積もり積もって
でもその「苦しい」見ないふりをして、その感情に蓋をしていたら
身体が悲鳴をあげ、そこでようやく「限界だ」ということに気づきました。
気がついた時にはもう、自分の中の感情はボロボロでした。
実家で療養にする事になり、バイトも全て止めて
1日中予定がない日々。
1度壊れてしまった精神は簡単に元には戻らないのだな、というのは壊れてからしか気づけないのです。
ただ毎日、勝手に目が覚めるから起きて、
腹が減るからご飯を食べる。
それ以外は、YouTubeやTikTokを無心で暇つぶしの為に見る。
何か、をしていないと精神が崩壊してしまうから。
常に頭の中には「死にたい」という4文字がありました。
でも、親に迷惑がかかる、とその一つの理由だけで
なんとか生きてました。
同時に、私は生きるか死ぬかの選択さえ自分の為にしてあげられないのだな、と悲しくなりました。
感情を押し殺すために見ていた、TikTok。
そこでたまたま流れてきたのは、
顔立ちが整った7人組がサプライズでデビュー発表を知り、円陣を組み、泣いてる姿。
名前を軽く聞いたことがある程度のその7人組の男の子達の姿を見て、
気づくと泣いていました。
「素敵だ」と、ただその言葉だけが頭に浮かびました。
そのアイドル事務所の事は、親友や周りが大好きだったのでよく知っていたこともあり
「研修生」と呼ばれるその子たちにとって
「デビュー」と呼ばれるものがどれほど大きくて、待ちわびたものかは知っていました。
今、心が正常に戻ってきて思うのは
その時の彼らの真っ直ぐさが、羨ましかったのだと思います。
感情をむきだひにして、嬉しいという思いを前面に出して、喜ぶその姿に、
とても元気づけられたのです。
そこから彼らにハマっていくのは時間のかかることではありませんでした。
元気で、ビジュアルもずば抜けている。
でもどこか等身大の青年さがある。
完璧ではないけれど、未熟さが残るけれど
応援している人達の為に完璧になろうという
その未熟さゆえの頑張りが
あまりにもかっこよくて、可愛らしくて、眩しかった。
何より元気づけられた。
こんなにも、何かに向かって頑張っている彼らがいるのだから
自分も頑張ろう、と
無理なく思えたのです。
彼らのおかげで、粉々になっていた精神は
前の形とは違うけれど
また形を取り戻してきました。
世にいう「推し」という存在は、何より特効薬なのだな、と感じた瞬間でした。
今も、不意にあの頃を思い出し
精神が崩れそうになることがないかと言えば嘘になる。
けれど、その度に彼らの笑顔やパフォーマンス、
彼らの存在に助けられます。
前向きにさせてくれます。
下を向いて後ずさりしそうになる私に
「なあ、一緒に行こ!!😆」
と声をかけて、前を向かせてくれます。
そして、一緒に歩んでくれます。
だから、生きてみよう、頑張ってみようと
思えます。
前を向かせてくれてありがとう。
笑顔をくれてありがとう。
助けてくれてありがとう。
これからもずっと応援しています。
ありがとう
なにわ男子☺️
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