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米国バイデン政権は、「自由ウクライナ民主同盟」を作るべきだと思う。「ロシア非難決議」に賛成した141ケ国を集めよ!

ロシアのプーチン大統領の暴挙というべき、ウクライナ侵攻は、世界の自由民主国家の猛反発を受けています。ウクライナ全土の侵攻は、世界の独裁的指導者ですら「やりすぎだ」と支持を躊躇する侵略行為です。

ですから、今この時、米国バイデン政権に、自由民主国家を結集させる戦略があれば、ウクライナの自由の存続に寄与する事が出来るような気がして、残念でなりません。

具体的に言えば、イラクがクゥェートを侵略した時には、米国は軍事的有志連合国をつくりましたが、今回のウクライナに対しては、「自由ウクライナ民主同盟」を組織するのがよいと思います。

なぜならば国連の「ロシア批判決議」141ケ国が反対して棄権が35ケ国、反対は5ケ国でした。

ロシアの盟友中国や旧ソ連の友邦カザフスタンさえ、反対ではなく棄権に回るほどに、現在のロシアの侵略行動は国際的に受け入れられないのです。

この為に、日本でもウクライナを助けようという機運が盛り上がり、日本在住のウクライナ人の家族にビザを発給したり、自衛隊の装備品を贈ったり、一億ドルの援助資金を居室するなど、特別な政策を矢継ぎ早に出しています。

米国もEUもロシアへの経済制裁の強化と、ウクライナ援助に走っています。 

ただ、今はウクライナを助けたいと思う国がバラバラに援助策を繰り出しているだけです。 

一方で、ロシアは「非難決議には仕方がないので、棄権に回った」中国に武器と食料の援助を要請したと情報もあります。つまり、各国がバラバラに援助し合うと、プーチン大統領に心を寄せる独裁者が密かにプーチン大統領を援助したり、経済制裁の抜け穴を大きくしたりする機会が増えてしまいます。

ですから、バイデン大統領は、元々同盟の再構築を謳っていたのですから、「ロシア非難決議」に賛成した141ケ国を集めて自由ウクライナサミットを開いて「自由ウクライナ民主同盟」を作るべきだと思います。

緊急ですから、ワシントンにいる大使達が出席すればよいでしょう。主要国の首脳はビデオで出席する事もできます。

そして「自由ウクライナを支持する」共同声明を出して、各国がバラバラにウクライナを援助するのではなく、ウクライナが必要とする援助を効率的に届けられるシステムを構築すべきだと思います。

例えば、避難民が押し寄せている、ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・スロバキア・モルドバは、援助活動も限界に達していますが、G7各国で分担して援助する事にすれば、援助の取り合いの混乱が避けられます。

例えば、ポーランドにはEUが全面的に援助して、ルーマニアにはアメリカが、ハンガリーには英国が、スロバキアには日本が、モルドバにはカナダが、というように分担すれば、其々の国が責任をもって援助するでしょう。

そして、「人道回廊の安全」を求める決議をして、国連での議題にするすることもできます。
国連平和維持軍の派遣を求める事もできます。

勿論、国連の安全保障理事会の決議では、ロシアが拒否権を使うので、いずれも実現しない可能性の方が大きいです。

けれど、武器援助などは除いた(これは過去区が独自でやればいいです)、アメリカ主導の「自由ウクライナ民主同盟」をつくって、141ケ国の声を結集させることができれば、アメリカは国際社会を代表するという名分のもとに、ロシアと交渉する事が出来るように、私は思います。 

つまり、ロシアは、この戦争に対してウクライナとだけではなくアメリカ(=国際社会)とも交渉せざるを得なくなります。

ロシア国民が漠然と感じている、ウクライナに侵攻した事に対する国際的批判が、「141ケ国の自由ウクライナ民主同盟」の結成によって、ロシア人にもみえる化して「自分達の孤立と将来の経済的困難が予測できるようになる」ので、私は「141ケ国の自由ウクライナ民主同盟」はプーチンのロシアを内と外から揺さぶる活躍が出来ると思います。

ですから、是非バイデン大統領に「自由ウクライナ民主同盟」を作って欲しいのであります。

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