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目に見えぬはずの歪みを闇に感じる程の生ぬるい風を受けながら、私は旅宿の二階部屋にて窓の格…
紫がかった空を真っすぐにさすその指を 放っておくことが出来なかった。 無言の助けを求めてい…
ご無沙汰してしまって申し訳ありません。 あっと言う間に4月も後半に入ってしまい…はっ!!!…
Nへ。 私の高校時代は、 たった一人の背中を見つめ続けるものだった。 校内に入っても吐く息…
「いい事を教えてやろう」 父さんの物語はいつもこの言葉で始まった。 病院の窓の外に立つ…
川柳・短歌・都都逸で。。。筋肉を読むこの企画。。。 じわじわと…私の頭の筋肉が やりたい…
十六夜杯始まりました:) この度は審査員を務めさせていただくことになりまして、 七田はこんな首を詠むよ と自己紹介程度に読んできた頂ければ光栄です:) 沢山の皆さんの作品に心を揺さぶられる用意万端です。ふふふ。 では。 ◎一首目 月渡る静けし闇に慣れ行けど 打ち誦んずるは君の唄かな つきわたるしずけしやみになれゆけど うちずんずるはきみのうたかな 【季語】:月渡る ‐ 秋 * 打ち誦んず ‐ 口ずさむ、声に出して呟く ◎二首目 君にとておろおろ欠片盗みしも 掴み
始まりました十六夜杯。 今回は審査員を務めさせていただくことになり 七田はこんな句を詠むよ…
先日鶴亀杯の『短歌』に参加させていただき、三首ともに夏の季語を使わせていただきました。 …
鶴亀杯のヘッダーを何処で入手したらよいのか分からなかったので… 勝手に鶴亀作ってみました…
広い中庭の花の中で一人ぽつんと膝を抱えしゃがみこむ少年がいた。誰一人として僕と遊んでくれ…
山奥に「幼子村」という小さな村があった。 十にも至らぬ子供達。病弱な母を看病している子、…
俺のババァはいつもニコニコしてやがる。 人にペコペコ頭を下げては ヘラヘラとまた笑いやがる…
月明かりが そっと一筋の雲を照らし出すと 小さな影が 地上をのぞき込んでいる。 柔らかく微笑む一人の女性は 浮かぶ雲の上でその欠片を 少しづつ 涼む風に流していた。 ちぎった雲にそっと何かを囁いて クスリと笑みを浮かべながら それを放っては また 手の中で温めた他の雲の欠片に 言葉をかける。 じっと彼女を見つめていた月に 辺り一面の星々が 輝く瞳を向け そっとお願い事をする。 いいでしょう?いいでしょう? 飛ばされた雲の欠片は 遥か遠くの地上にある とある 三角屋根の