嫌悪感

私、たまに本当に急に凄い嫌悪感に追われるんです。
それは本当急で、自分でもわからない。
最初は成人して、心が大人になって涙もろくなったのかなって思ってた。

失恋したとか、世間が思うような鬱じゃなくて。誰かに締め付けられるような苦しさ。
1人でいる時間が本当に苦痛で、帰り道の運転とか、寝る前とか、無心になって何故か涙が溢れてくるんです。
窓を開けてて自分の顔にに当たった髪の毛が誰かの手に感じてじわじわと汚染されていく。それを退けたくて必死に、腕を掴んだり肌を掻き毟ったりしてた。
対向車が切る風で揺れる車内も恐怖に感じ、平温を保ってたはずの体が急に冷たくなった。
周り全開の窓、なのに私閉め切ってつける暖房
渋滞のバイパスで、また頭は過去のことに触れてくる。

例えば、映画の強姦シーン。美しい が壊れていくようなシーンを見た時
フィクションでもリアルで、自身も崩れて、
好きっていう感情がわからなくなって、自分を好きでいてくれる人が怖くなってなんでこうなるんだろうっていう嫌悪感。でも心のどこかでごめんなさいっていう気持ちがある。
きっと10代で人一倍、色々なこと経験しすぎて自己整理ができていないだけ。
長続きしてる恋人同士のストーリーが羨ましいの反面、こんな感情を持ってしまう自分と比べてる。
お互いの傷を抉るだけだから自分はきっと、誰かを好きになってはいけない。
誰か私に愛を教えて
わからない何が本当なのか
誰か私を止めて、痛みも快楽に変わるくらいに
多分、自分も普通な人生が送りたかったっていう僻みと嫉妬。
やけに綺麗に映る雨上がりの夜空に悲しくなったり、通り過ぎる赤灯に震えたり、深い青色に包まれて安心したり、
壁に映る自分の影が悪魔に見えたり、私を買った奴らが頭に浮かんで、
けど自分より辛い思いしてる人この世には沢山いて、平気な顔をしてる人も心のどこかで闇を抱えてる。そう思うと自分の悩みが小さく見えて今までの苦しかったことそれが次第に全部バカバカしくなって苦しいが笑いに変わって、泣いてるのに口角は上がって何故か笑ってる。
原因はわからないままで

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