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心のメンテナンスしてる?ーチェックポイント3つ

こんにちは、ナナです。このページを開いてくれてありがとう。
さて本日は、心のメンテナンスについて書きます。

そもそもなぜ心のメンテナンスが必要かと言うと、私たちの誰もが万病のもととなる”ストレス“に日々晒されていて、それを放っておけば、当然心にも故障や劣化が起こってくるからです。

生きている限りストレスがゼロ(0)になることはありません。 

ですが、私たちが普段お世話になっているパソコンや自動車と同じように必要な“メンテナンス”することで、悪い影響を減らして、なるべく調子よく長持ち(健康で長生き) できるようにしていくことは可能です。

 

1)心と身体のバランス

心身のバランスが整っているというのは、疲労が蓄積していない、疲れても回復できるということです。
身体が疲れている、寝ていない、食べていないと、誰でもネガティブに考えがち。また、身体面で病気があったり、痛みがあったりすると、やはり気分はイライラしたり、ふさぎやすくなったりします。

「心身一如」 読んで字のごとく、心と(身)身体は切っても切り離せない一つの存在だからです。

心と身体のバランスを整えるには、規則正しい生活をする、ちゃんと食べる、生活習慣を見直す、適度な(←ここ大事)運動をすると言った、一般的によく言われる当たり前のことが、とても重要。

心が本調子じゃない、イライラする、落ち込みやすい、何もする気になれない・・・と言うときは、これらをチェックしてみて、生活リズムや食生活の乱れ、運動不足、身体の病気などがあれば、まずそちらを治しましょう。そうすると多くの場合、心も自然と落ち着いてきます。

2)人間関係・つながり

周りに自分を認めてくれる人、自分のことを愛してくれている人がいること。自分にストレスを与える人が少ないこと。そういう状況・環境を作ることが大切です。

子どもの場合、自分で環境を変えるのは難しいこともあるので、養育者や周囲の大人が配慮する必要があります。

人間関係と言っても、たくさん友達がいた方がいい人もいれば、少なくてもいい人もいるし、家族といた方がいい人もいれば、状況によっては家族からは離れた方が楽な人もいます。

ただ、「恋人さえいればいい」「親友一人だけでいい」と言うのは、あまり健康的とは言えません。たった一人の誰かに頼りすぎてしまうと、相手にも支えきれなくなる時が来たり、共依存のような関係に陥る可能性もありますから、なるべく複数の人とのつながりが好ましいのです。

「人と付き合うことこそストレス、ずっと独りでいい」と言う人も、トラウマからの回復期など、一時的には必要な場合もありますが、“ずっと”は良くありません。

「ソーシャル・フィットネス」という言葉があります。ジョギングやウェイトトレーニングが加齢によるフレイル(虚弱)を予防するように、人間関係やつながりを作るエクササイズは、ストレスが心身にもたらす悪い影響を減らし、心と身体を健康に保つ上で非常に大切な要素です。

家族、職場の人間関係、友人、いろいろなところで人間関係を作っておくことが、心身の健康にはとても重要と覚えておきましょう。めんどうに思えることもあるかもしれませんが、「これも自分の健康のため」と思えれば心にゆとりが生まれます。

「人間関係で傷ついてメンタルやられた」「“友達作れ”ってのが一番ツライ」と言う人は、社会的つながり、カウンセラーや社会福祉士など、専門の知識がある人、社会的立場上の倫理があって信頼して大丈夫な人とのつながりでもOKです。
あなたを理解してくれる人を最低でも一人は確保しておきましょう。


3)知識・論理的な考え方

3つ目は知識です。「感覚的な生き方」「感性、直感で生きる」という人もいますが、機能した人生を送っている人は、案外それを活かす冷静な観察力やロジカルな考え方を身に着けているものです。もともとそこが強いから、逆を意識的に使おうとしているのかもしれませんね。

今何が起きているのか、どんな社会に生きているのか、相手は何を考えているのか、自分はどんな人間で、何者なのか・・・人間の社会で生きるためには、そういった知識や概念がどうしたって必要になります。

 ”学ぶ”というのは、「私には、知らないことがある」「私が今まで正しいと思っていたことは間違っているかもしれない」という仮定を受け入れることから始まります。古代ギリシャのソクラテスは、“無知の知”(私は、私がそれを知らないことを知っている)と言ったことで、真の賢人と呼ばれました。

「私は知らない、正しくない」が学びの前提となると、いつも「自分が正しい」と思いたいエゴには非常に受け入れがたい訳ですが、子どものように素直に「何だろう?知りたい!」という気持ち(センス・オブ・ワンダーとも言えますね)を持てると、心は柔軟さを保て、ストレスへの抵抗が減り、より多くを深く理解することで、ストレスがストレスでなくなるということも起きてきます。

 大まかにこの3つを意識して生活していると、多くの心の病気を防げるでしょう。それでも心の不調を感じた時は、この3要素の最近を振り返ってみると、必要なメンテナンスの方法が見えてきます。

 

これから、一つずつ書いていこうと思います。
よかったらまたお付き合いください。

 


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