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あしながおじさんのような存在

話題のNetflix新作『Followers』を早速観てみたら、素敵な台詞に出会った。

若い時から無理をしてでもいい物を着る。ブランドものを着て、いい化粧品を使っているからいい女なんじゃない。一流の人たちが作った本物を飼いならせるからいい女なの。目一杯背伸びして…ん?服をまとえる女になりなさい。(『Followers』第二話より)

いい服やいい化粧品。それを欲しいと思うとき、わたしも『Followers』の主人公なつめのように、「自分にはまだ早い」と思ってしまう。だから、この台詞はすごく胸に刺さったし、背中を押された。

そういえば最近、祖母にいい美容液を買ってもらった。「スキンケアにお金をかけることは贅沢じゃない。今から買いに行こう」と。

思えばいつも、「自分にはまだ早い」と思うものを買うきっかけを与えてくれるのは、祖母である。いいコートも、いいお食事も。自分一人ではこわくて買えないものも、祖母が一緒なら手に入れることができた。

でも、この台詞に出会ってしまったからには、わたしはこれから自分で自分にきちんといいものをプレゼントしたいと思う。そして祖母のように、わたしも誰かの「あしながおばあちゃん」になりたいと思う。



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