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雨の日の魅力について

こんにちは、Tetsu.Iです。
ジメジメした梅雨の時期いかがお過ごしでしょうか。
今日はそろそろ明けそうな梅雨、「雨の日の魅力」について。
何を今更感はあるのですが、せっかくなのでまとめてみたいと思います。





暗めの湿っぽい絵面がいろいろな被写体の魅力を引き出してくれる

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結論から言いますと上記に尽きます。
出かける日がいつも晴れの日になるわけではありません。曇りの日や風の強い日、雨が降ったり、稀に雪が舞ったり...天候はいつもわがままで、こちらの言うことを聞いてはくれません。
中には晴れの日しか写真を撮らない人もいますが、天候によって左右される写真にはそれぞれに良さがあり、どれもその天候時にしか撮れない写真があります。
つまり、「雨には雨の良さがある」。
じゃあ、その良さってなんなのさ...の部分を以下に記述していきます。




1. 傘が映える

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夏の時期なんかどこ行っても日傘をさしている人いるじゃん、って話なんですが。いや、雨の日と晴れの日じゃ大違いなんですよ。

晴れ・夏日の日傘ですとコントラスト高めの色とりどりの傘が映える場面かと思うのですが、雨の日ですと逆に日照がなくコントラストは低い状態になり、ローキー気味な絵面と合わさって傘はより陰鬱な表情を見せます。
あと傘といえば雨ですし、単純に似合うってのも...。

それに強い雨であれば、誰もが傘をさしているってのが大きいです。
単機であればポツンとした構図、たくさん人がいるなら群で捉える(もしくは群の中に1人映える色の傘的な構図)など様々な絵面を作ることができます。



2.被写体が妙に艶かしくなる

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被写体がって盛りましたが、私が意図したのは主に“草花”です。
なんでか雨の日に植物園とか行くと「生憎の空模様ですけど〜」みたいな文句を受け付けからもらうことがあるんですけど、むしろ“花を撮るなら雨が一番いいでしょ”って思うんですよ。

濡れた草花って造形美を撮りたい時や元気なイメージにしたい時は合わないんですが、しっとりした雰囲気や水滴の映り込みなど水があることによって撮れるものがあります。

あと、濡れてることでテカりというか艶が出るので、花がより瑞々しく感じます。野菜や果物なども切ってしばらく経った乾燥しているものよりは、切ってすぐの瑞々しい状態の方が美味しそうに見える現象と同じです。



3.夜は路面に光が反射してキレイ

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雨の日の夜、片側1車線の交通量が多い道を車で走っているとフロントライトが路面に反射してすごく見辛くなる現象...
はさておき、足元が映えやすくなるのは事実だと思います。
そして街の灯りが多ければ多いほど路面反射も多くなり、センサーへ光が多く入るためシャッタースピードを稼ぎやすくなるので、むしろ晴れの日より撮りやすいまであります。



4.弱めの雨音は癒し

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写真とは関係ないのですが、しとしとと降っている時の雨音ってなんだか聞き入っちゃいませんか?
日々を忙しく過ごされている方にはあまり縁がないかもしれませんが、少しだけ立ち止まって周りの環境に身を任せるのもまた一興...と思うようになりました。



5.人が少ない

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昨今の感染症でも考慮されがちな人の密集具合が緩和されます。
不要不急な用事だったらわざわざ雨の日に出かけなくても...ってなりますしね。
密を避けられるのは今らしいメリットかと。



いかがでしたでしょうか。
長雨の続く時期、気が滅入ることも多いかと思いますが、雨の日を魅力だと感じることができればその時からは雨の日が好きになります。
要は気の持ちようです。
もうすぐ明ける梅雨。本格的な夏の到来の前に、雨の魅力について考えてみてはいかがでしょうか。

では、また。
Tetsu.I

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