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自己否定が起点だったから苦しかったんだと気づいた話。

5月3週目になりましたね。新年度から、週初めの月曜日にやたら雨が多いと感じているのは私だけでしょうか…。我が家の子供たち(双子の女の子)のように雨を楽しめるようになりたいなあと雨の度に思います。今日は、そんな我が家の双子との関りを通して強く感じたことを綴ります。

この春、小学一年生になった我が家の双子たち。以前もnoteに書きましたが、4月は子どもたちよりも、なんせ私が、新たな小学校生活に緊張がピークでした。自分でも驚くほど胃がキリキリしたり、落ち着かなかったりする日々を送っていたのです。

どうしてここまで緊張していたかというと、私自身が小学生の頃、忘れ物ばかりする子だったからなんです。あまりに忘れ物が多いので母はいつも怒っていたんですね。母にも先生にも怒られるから「もう明日は絶対に忘れ物はしない…!」と心に決めたはずなのにやっぱり忘れ物をしてしまう、という状況でした。

成長をして大分忘れ物癖はなくなり「自分は忘れ物をしてばかりだった過去がある」ということをあまり意識することが最近はそんなになかったのです。(双子が幼稚園の頃も忘れ物をしないように最初はかなり意識をしていたけれど、幼稚園の先生方がとても優しくて忘れ物をしていたとしても何とかしてくれていた…ので双子の幼稚園時代はさほど緊張感がありませんでした)

だけど、双子が小学校に入学してからというもの、私の中の「忘れ物をして怒られまくっていた」という自分の小学生の頃の記憶の箱がぱかっと開いてしまって。
なので、子どもたちに対して、忘れているものはないかと何度も確認するように言い過ぎたり(怖い顔をして言っていたと思う)、子どもたちが寝た後も忘れ物がないかランドセルの中を確認したり、それでも不安で…みたいな日々でした。

4月の新年度の疲れがたまった頃に連休になって、ふっと私もそのタイミングで肩の力が抜けました。その時に思ったのです。
「ああ、私、”子どもたちをあの頃の私のようにはしてはいけない”と思っているんだなあ…」と。

「自分のようになってほしくない」
私の不安や緊張は、そんな自己否定からきていたのだなと自分の中で腑に落ちたような感覚がありました。
大人になった私まで、小学生の頃の私を責めていたんだなあと…。

あの頃の私は、一生懸命なんだけどどうしても抜けてしまうことが多くて、「忘れ物をした」という結果だけを見て責められてしまうことがとても悲しかった。
そして母には、怒らずに腰を据えて「一緒にやろう」と明日の準備を一緒にしてもらいたかった。
「忘れ物をしてばかりで怒られていた」という記憶の奥にある、そんな自分が感じていた気持ちを思い出したのでした。

それが分かったら大分気持ちが楽になって、過剰に緊張することがなくなり、子どもたちの学校準備にも割とフラットに向き合えるようになりました。毎晩、次の日の学校準備をする時、双子と、母になった私と一緒に、小学生の自分も一緒にいるような気がするのです。

自分自身の「子どもの頃の記憶」と言うと、私の場合、保育園時代よりも小学校時代が大きいです。なので、子どもたちの小学校入学を機に、あの頃の小さな私と再会することがとても多くなってきたこの頃。どんな箱の蓋が開くのかドキドキしつつ、自分の中の自分を癒すチャンスでもあるのだろうなと感じています。

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