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Requiem

2021.12.4 新月・日蝕前後

新月前辺りから変な音が酷かったせいか、古傷が炙り出されるような感覚にもやもや。。

珍しくYou Tubeをぶらぶらしていたら辿り着いた曲。

人間って誰かのことを忘れるとき、声から忘れていくんだって

というコメントが目に留まりました。

あぁ分かる。。

最近は聞かれもしなくなりましたが、以前は好みのタイプを聞かれると必ず「声」と答えていました。 
聞こえている音そのものより、周波数で判断している(らしい)私には、声は顔以上に記憶に残りやすい要素なのです。 

ふと以前付き合っていた人のことが思い浮かびました。

たしか、英語の発音と語尾の余韻がすごく綺麗だったのよねぇ。。

そういえばお別れしたのはこの季節だっけ?

そうそう!
ここで失恋パーティして指輪外した!!

すっかり過去のことで氣に留めることもなくなっていましたが、思い出した途端に

ん?何だろう??ざらざら疼く…

彼とは過去生からの因縁が深く、今生でも傷つけ合ってばかりでしたが、思い出すのは傷ついたことではなく傷つけたことばかり。

おかしな周波数(音)のせいよ。

引っ張られないように意識していましたが、

だから私、前に進む勇気がなくてビクビクしちゃうんだろうなぁ。

やっぱり墜ちた ^^;
懺悔&傷心モードを発動して酷く怯え始めました。

まぁ、そういう日もあるさ。

思い悩んでも仕方がないので暫く眺めていると、微かな違和感を感じ始めました。

『違う、違う。そうじゃない』 

はて、
私は何に怯えていたんだっけ??

記憶を辿っても思い出せず、記録を辿ってみて氣がつきました。

彼、DVがあったんだわ。

忘れていたことに自分でもびっくり。

今生では身体的な暴力はなく、嫉妬からの束縛などメンタルの方だけでしたが、魂の古傷を抉るには十分な経験でした。

当時は全く自覚がなくそのことに氣づいたのは割と最近のことでしたが、「愛してる」と言われたとき、絶望的な氣もちになっていることに氣づいて酷く動揺したことははっきりと憶えています。

きっと魂レベルでは分かっていたのでしょうね。悩みながら関係は続けていましたが、彼には一度も「愛してる」と言えませんでした。

彼もそのことには氣づいていたようで別れて数年後に話したとき、こう言われました。

「あなた、僕のこと愛したことなかったでしょ」

あぁ、バレてたか。。

そう思うと同時に、そこに微かな罪悪感を感じていました。

いやいやいや、そうじゃない!!

そこをわざわざトラウマにしなくていい!

DVに関してはカルマ的なものに加え、今の私の被虐的な質が引き寄せてしまったものでもあります。片方だけが全面的に悪いわけではなかったと思いますし、今更そこを掘り返すつもりはなく、程よく忘れている今の状態がベストだと思っています。


ただ、今も少し男性が苦手だったりします。日常や仕事で関わる分に問題はありませんが、好意や優しさを感じると逃げてしまい、相手を傷つけてしまったことが何度もありました。

あぁ、最近もその癖が出ていることに氣がついていたから思い出したのね。。

被虐的な質について認識するようになってから、関わる人や環境が変わってきており(意識的に変えている)、もうその手の方と引き合うこともなくなっています。

この点についてだけ書き換えができていなかったのかと思いましたが、何だか色々混同している氣がしてきました。

そもそもあの人は元彼ではないし、
今の私も“あの頃”の私ではない。
前提が全く違う!!

彼は彼で他の人は他の人!!

幸せになることへの不安や怖れはすでに手放しているし、執着も消えている。

設定はすでに変わっているのだ✨

今ココに意識(軸)を戻そうぞ。

氣づいて毅然としてみたらすっきりしました(*^^*)



出会って間もない頃、元彼の目を見たとき

『最初で最後

という言葉が浮かんでいました。
今ようやくその意味が分かった氣がします。

「今度こそ彼を愛さなくちゃ」

ずっとどこかにそんな意識がありました。

これは『今のわたし』だけの意識ではなかったのかもしれませんが、愛せなかったことを申し訳なく思う氣もちと、愛せなかったことが彼を変えてしまったのかもという後ろめたさは最近まで感じていました。

私って誰かを愛することは出来ないんだろうな。多分これからもずっと…

そんな思いが燻っていて、また誰かを好きになっても同じことを繰り返すのが怖い。。

最も苦しんだポイントはそこでしたが、客観的にみるとこれも私の靈にこびりついた思い込みや癖で、ある種執着だったのかもしれません。



元彼とのことを過去生からの因縁やカルマという書き方をしましたが、それも視えないけれど私の一部分。だからこそ魂が持ち越してきた傷には、今を生きる私にしか癒せないものもあるのだと思います。

そうやって救われた魂の分も、今の私が幸せになれるのだと感じています。

今生で再会したことを恨む氣もちはありませんし、別れたことを後悔したこともありません。

結ばれることだけではなく、複雑に絡み合った鎖を解いて互いを自由にしてあげることが靈の願いの場合もあると感じています。

愛のベクトルを少しだけ変えてみよう。
ふたつの魂を愛をもって解放してあげること
手放す(終わらせる)こともまた
アイノカタチ♡

今度こそ、それぞれに自分の人生を生きましょう。

幸せで在れ。







 
また忘れて凹んだときの自分のためにメモしておきます。

あなたはもう大丈夫だよ✨