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野草食日記 267 ダイコンソウを見つけた!

以前仕事場の敷地の中にある小山を登ったところで、ダイコンソウという植物を見かけたことがあります。
野菜の大根の葉によく似ていて、調べると食べることができるようでした。
大根の葉に似ているから、アブラナ科?!
・・・と思いきや、なんとバラ科なんだそうです。
言われてみれば、同じバラ科のキンミズヒキの葉の様子にも似ています。

同じ敷地内なのだから採取して食べれば良さそうですが、仕事が終わってからというとこれがなかなか足が向かないんですよね。
な訳で、未だに食していません。

ところが先日、野草の会の下見に近くの緑地に行ったら、やややっ、ダイコンソウらしきロゼットを見つけてしまいました。

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早速、その筋の方々にお尋ねすると、やっぱりダイコンソウご本人(?!)でありました。なんか、見るからに美味しそうでしょ?!

ダイコンソウは学名を Geum japonicum というそうです。
「日本のダイコンソウ」という意味合いですね。

実はですね、今年の秋にYouTubeのガーデニングチャンネルで紹介されていた清楚で可愛らしい花に一目惚れ、種を取り寄せて蒔いていまして。
それが「ゲウム リバレ アルブム」 という名前だったのですよ。

ダイコンソウの学名を見て、おぉぉゲウムって同じ名前じゃない!!
とよくよく見れば種まきをしたこのお花、和名が「風鈴ダイコンソウ」でした。

緑地で見つけたダイコンソウはひとつではなく、見渡すとあっちにもこっちにもロゼットがありました。
割合、増えやすいタイプの植物なのかもしれません。

さて、ダイコンソウはネット情報によれば、癖がなく食べやすいとのことです。
なんでも、ゲウムというのはギリシャ語で「美味」という意味なんですって。
これは期待できそう。
家の近くと言うのがまた良きです。

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