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野草食日記 270 セリをのせたビビンバ

重いのでマルシェには4.5kgだけ持っていきましたが、実は家にはまだかなりの量のキムチがあります。
その消費に悩んでいたら夫が、ビビンバにしない?!と。

マルシェでちょうどほうれん草も買ったばかりだし、冷凍庫に合挽き肉もある。以前大船の露店で購入し、使わないままでいた乾燥ゼンマイもあります。
近くのスーパーでもやしを買い足せばOK。
ということで、昨日の晩は晴れてビビンバを作ることになりました。

結婚したばかりの頃、夫の母の妹(つまり叔母さんですね)がよく作ってくれたビビンバ。めちゃくちゃ美味しかったんです。

叔母さんのことを、夫も夫の家族もみんな「おばちゃん」と呼んでいました。
そんなちょっと下世話な呼び方が、人懐っこいおばちゃんにはぴったりで、愛着を感じたものでした。
夫も私もビビンバというと、亡きおばちゃんのことを思い出します。

ビビンバの作り方を一度おばちゃんに教えてもらったことがあります。
それも20数年前のこと。
レシピはすっかり忘れてしまいました。
今の世の中は便利ですね。
ネットで色々あたって、具材がうち好みの味になりそうなものをいくつかピックアップしました。

挽肉は甘辛い味付けを選び、ほうれん草はよく水気を絞ったあと手でぎゅっぎゅっと混ぜることでしっかり味が付くというレシピに倣います。
豆もやしは茹ですぎず、シャキシャキ感を残すために優しく混ぜ合わせるのがポイント。


今回初チャレンジだったのは乾燥ゼンマイを戻す作業です。
前日の夜にゼンマイは水に入れて火にかけ2回茹でこぼします。
その後新たな水に浸けて調理をするまでアク抜き。
アク抜きが終われば、太いものは味染みが良いように割いて、調味料に5分漬け込み下味をつけます。
そのあと火にかけ1〜2分炒めます。

おばちゃんの味とは違うけど、とっても美味しいビビンバが出来上がりました。
沢で摘んだセリをアクセントに、ミヨック(ワカメスープ)を添えて。

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