野草食日記 33 人生初・筍掘りと取れすぎの悩み
今の家に引越してきたとき、楽しみのひとつが近くの竹林での筍掘りでした。
ここ2週間ほど、日曜日ごとに夫と竹林に繰り出していたのですが、連続で空振りに終わり、昨日は3週目の正直。
ついに!筍を採ることができました。
これは早朝に採ったもの。
この後、味を占めた夫が、朝食を食べてすぐに2度目の採掘に繰り出し、更に3本。
さすがに多いよねと、うち一本を料理上手な近くの友人におすそ分けすることを提案、承諾してもらいました。
そしてお昼ご飯に早速作った煮物を食べながら話していると・・・。
夫、来週はもう採れないかもしれないから、夕方もう一度行くと言いだしました。
半分呆れながらも、一度言い出すと聞かない性格なので、「夕方は私はご飯作るし下拵えは手伝えないよ。」と念を押し、送り出しました。
さてさて。帰ってきて差し出した袋の中には4本の筍が入っていましたとさ。
近隣の人達はそれぞれ自分のところで採取しているはずです。また、料理好きでもなければ、筍一本丸ごとどうぞと持って行っても迷惑になることが十分に考えられ。
困り果ててネットで検索すると、何と筍を冷凍保存する方法があるのですね。筍=冷凍できない食材という既成概念がガラガラと崩れました。
そのやり方ですが、下茹でしたあと、薄く切り(ここがポイント、厚いとダメなのだそう)、砂糖をまぶして保存袋に入れ冷凍する、です。
え、砂糖をまぶすの?とはじめは躊躇しました。
でもよくよく考えてみると、甘辛い味つけにするのなら問題ないのかも、そう思い直し、それでも甘くなり過ぎるのは避けたかったので、極力少ない量をまぶし冷凍庫へ。
トップの写真のいちょう切りのほか、青椒肉絲用に細切りバージョンも作ってみました。
うまくいきますかどうか、それはまた後日。
今朝、庭に出てみるとフェンス向こうに毛むくじゃらのちっこいイノシシが!
一瞬身構えましたが、よく見るとそれは昨夕、夫が外で剥いた筍の皮を投げたものでした。
んも〜。人騒がせな! ねぇ。
野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。