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野草食日記 119 茗荷たっぷり 油の少ないヘルシー茄子南蛮

茄子を揚げて甘酢醤油に漬け込む茄子南蛮。
美味しいですよね〜!!
20代の頃、同僚のお母さんが作ってくれたのがほっぺたが落ちるほど美味しくて、しきりに作りかたを聞いた思い出があります。

大好きな茄子南蛮ですが、気になるのが油の多さ。
年を重ねると共に油が多めだと、沢山食べられないという理由もありますが、それにも増して気になるのがリノール酸の取りすぎという点なのです。

去年の2月、白髪染めトリートメントが大元の原因で、耳の後ろにがただれ、更にシャンプーやリンスにまで反応するようになってしまいました。
ちょうど花粉症の時期と重なり、外出すると瞼が真っ赤に腫れる症状にまで発展する始末。

白髪染めのトリートメントは、ネット上でも自然派の部類に入るものを選んでいたんですよ。
いくら自然派でも体質に合わないものは合わないんですね。
その後同じような経験をした方とお話ししたのですが、その人はヘナでも瞼が腫れてしまったそうです。

それ以来、すっかり怖くなってしまって、美容院からも遠のいてしまいました。
ちょうどグレーヘアが流行り始めていたので、割合受け入れて下さる方も多く、さほど肩身の狭い思いはしていないのですが。

話が横路にそれてしまいました。
植物油の話から皮膚のトラブル、なぜそんな話になるのかというと。

瞼が腫れるトラブルに見舞われている最中、原因と対策についてネットで色々調べていた時に、植物油に含まれるリノール酸がアトピー性皮膚炎や花粉症の原因になるという情報に行き当たったからです。

それから暫く油抜きの生活を試してみたら、症状が少し収まってきました。
当然ですが毛染めもやめ、シャンプーを超自然派のものに変え、花粉に当たらないよう必要以上の外出を控えていた所、3月の下旬には耳の後ろがすこしガサガサしている以外ほぼ全快。
油を摂取しても、瞼の上が腫れることはなくなったのです。

それががきっかけとなり、これまでの油の使い方を見直すようになりました。
菜種油メインだったのを、よりリノール酸が少ないオリーブ油をなるべく使うようにする、一回に使う量も以前のようにドボドボっと入れないように気をつける、などなど。

好物の茄子南蛮は、油を敷かずに熱したフライパンに入れ、蓋をし素焼きにします。火が通ったら少なめの胡麻油で軽く焼き付けたあと、甘酢醤油に漬け込み、味を馴染ませます。
揚げていないのでさっぱりしているわりに、ちゃんと茄子南蛮を食べた気分になる作り方です。
この日はお茶室で採らせてもらった茗荷をたっぷりのせました。


野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。