「自分らしさ」ってなんなのだ問題
自分らしく生きようとか、自分らしくあろうとか。本当にそこかしこで言われています(私も言いますけど 笑)。
そして「自分らしさ」ってなんだろうと悩む人も増殖している。
ーなんとなく人は自分をこういう人だと思っているんだろうな・・という気配を感じて、無意識にそれに応えている気がする。ー
ーいざ「自分らしさ」を言語化しようとしても、よくわからない。ー
ー自分の軸がないわけではないはずだけど、自分がどうしたいのかよくわからない。ー
そんな人もいます。
適性検査とか、なんちゃら性格診断とか、動物占いとかを通して自分を眺めていくことは、自分を知るのに役立ちます。私も好きです。
仕事柄、色々なアセスメント(生来の気質とか、強みとか、物のとらえ方とかを診断するやつ)を知っていますし受けました。確かに傾向を知るのには役立つし、現在地を知る手がかりや自分を客観視する材料にもなるんだけど、いくら受けたところでその人を綺麗に100%表現するものではないし、レッテルを貼れるものでもない。
黙っていてもにじみ出る「その人っぽさ」やオーラというのは確かにあるし、それもひとつの真実なんだけど、でもやっぱりそれをすべてとするのも違う気がしています。
私思うのです。
その人らしさ、私らしさを一番教えてくれるのは、その時々の自分の心地よさ・楽さなんじゃないかなと。
極端な話、昨日と今日の自分の心地よさの基準が違うことがあってもいいわけで。
自分がやりたいと思ったこと、手に取りたいと思ったもの、楽だなと思ったほうが今の自分で、それ以上でも以下でもない。自分の主観の中にあるものだという気がしています。
というわけで、人様から「らしくないことしちゃって」などと言われても余計なお世話なのであります。
移ろう空の姿のように、自分も日々変わっていくのだし。要はあまり決めつけられたくないだけなのかもしれませんが♫。
でも「自分探し」にはまってよくわからなくなってしまっている人がもしいるなら、ちょっと肩の力を抜いて、そのくらいテキトーに考えてみてもいいかもしれませんよ。
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