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ギリシャ人ってどんな人?

こんばんは🌙
12月ももう半ば過ぎ。クリスマスソングがあちこちで流れていて、街中が赤一色になるこの時期が好きです🎄唯一冬の好きなところ!!!


今日はフランス留学中に出会った私のギリシャ人パートナーの面白い生態について書こうと思います。

ではさっそくレッツゴー!


アイム フロム グリース


8月にベルギーに滞在していた時、彼と一緒に街中やテラス席のカフェに出かけていたときのことです。私はその時耐えられる暑さだったのですが、彼の表情を見てまあまあキツそうだったのでここで一言。


私「Is it hot? Are you okay? Ça va?] 暑い?大丈夫?
彼「I'm from Greece」オレはギリシャ出身や
私「...」

まさかの「アイム フロム グリース」で返されるとは…!!!
海と太陽の国ギリシャの血を受け継ぐ彼。ここはギリシャのプライドで暑いとは言いませんでした。それ以来、暑い日に大丈夫かと聞いたときには「アイム フロム グリース」(私はギリシャ出身です)で返されました。


語り出したら止まらない in ルーブル美術館

9月初めに一緒にパリのルーブル美術館に行った時のこと。途中でAntiquités Grecques(ギリシャ古代)の展示場があったのでそこに入ったんですね。
彼はここに入った瞬間ギリシャの美術についてしゃべり倒すしゃべり倒す...!!!(さっきまでの静けさはどこ行った?!)私が間髪入れる隙なく最後までそれぞれの作品について説明してくれました。ああ語り出したら止まらない!でも若いながらも自国の芸術にパッションを持っていて素晴らしい!


フロム グリース

さっきとタイトル似てますが、これはまた別の話。意外にも日常にギリシャ語やギリシャ由来のものって多いんですね。
例えば今も話題のコロナ。株の名前のオミクロン(ο)、デルタ(δ)、ミュー(μ)などはギリシャ語のアルファベットから、スポーツメーカーのナイキはギリシャの彫刻像の名前から、カメラのメーカーのオリンパスはギリシャの山の名前から。

まあその辺の話はさておき、ヨーロッパにはギリシャ由来のものがたくさん。トルコはヨーロッパではないですが、ギリシャと国境がくっついていて昔は一つの国でした。例えば彼と料理の話になると「◯◯って料理はトルコじゃなくてギリシャがもと!!!フロム グリースね!」って何十回もそれぞれの料理で聞いた覚えがあります。

あと、ヨーロッパ諸国の言語はだいたいギリシャ語が元です。なので言葉についても「◯◯って言葉はギリシャ語からね!フロム グリース!」。この台詞もめちゃくちゃ聞きました😂


なぜ彼がこんなにもギリシャ推しなのかというと、ギリシャから色々な文明が生まれて世界に広まっていったので、全てのものの発祥はギリシャだってことを伝えたいから
私にとっては全ての情報が新鮮だったのでうんうんと聞いてましたが、あと数ヶ月経ったら耳にタコができることでしょう。笑


あと、彼の友達にオリンピアちゃんという名前の人がいて驚きました。さすがオリンピック発祥の国!


生きて帰れるかな?

初めて彼の運転でベルギーを移動しているとき私は気づきました。それは、、、かなり運転が荒いこと!!!あれ、私生きて帰れない?!!それはなぜかというと、


急発進、急停止、クラクション、煽り、叫ぶ

をやったからです!!!超パニック!これら全部を一日で体験でき、それが毎回😇😇😇
これは個人の性格上の問題だと思った私は、「すんんんごい運転荒いね。なんで??」と聞きました。すると彼は、「うぅぅぅ!ギリシャの血が騒ぐぜぇぇえい!」と。いや、なんも答えになってない。

数日たってある確信を得た私はグーグル先生にこう聞きました。

”運転 マナー ギリシャ”

その結果、、、ワーストって言葉がヒットしたり、荒い、車から降りて直接喧嘩、クラクションを頻繁に鳴らす、等々こんな言葉が出てきたので彼だけではなくこれは国民性なんだと知りました。

彼のギリシャ人友達の運転で遊びに行ったときも同じ体験をしました。しかも高速道路で。(プチ情報:ベルギーの高速道路は無料)

で、車から降りた瞬間、超絶スイートな性格に戻りさっきまでの怒りは途端に消えます。二面性がある??!
個人の性格上運転が荒いのはうーんヤバい人かな?って感じですが、ギリシャ人みんなそうならなんだか許せてきちゃった私でした。笑

パニック障害持ちの私は乗り物全て苦手で、車なら片道15分以内の場所のみしか耐えられませんでした。が、この彼の運転のお陰でマシになりました。つまり、荒治療!彼の家と私のアパートは結構離れてて車必須だったので毎日長距離移動の特訓。日本へ帰国後は、ちょっと距離のある車移動はなんてことなくなっててビックリ!ナ、ナンカ、アリガトウ!!!笑



以上がギリシャ人パートナーの面白い生態でした👨🇬🇷とにもかくにも自国愛に溢れていて素晴らしい。最初は結構びっくりしました。

彼は今度の私の誕生日に日本に来てくれるのでとっても楽しみです!また面白い生態を発見することができたら書きたいと思います(笑)


私たちは英語、フランス語、日本語のごちゃまぜで話していますが、彼のルーツを探るべくギリシャ語にもチャレンジ中🇬🇷彼自身はフランス語(母国語)、ギリシャ語(母国語)、英語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ちょっと日本語とマケドニア語が話せるので脱帽レベルです😂!すごい

また、適応障害やパニック障害がダラダラと続く私みたいな人、こんな風に何か趣味を見つけてひたすら忙しくするのオススメです!本当に病気の心配どころじゃなくなるから。



Τα λέμε! (タレーメ:ギリシャ語でまたね)



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