「ブラウスの柄」

数日間、人魚姫の童話の事をあれこれ考えて
描いていた作品の最終話の絵、
私の元から巣立って行きました。

泡となって消えていった生命は
やがて時を経て、
ある女の子のブラウスの柄となって…
というワンシーンを思い浮かべていました。

その女の子は人魚姫の生まれ変わりのような、
何か連鎖される…
ストーリーは終わっていないという事に
着目し、
フォーカスしていくと
そのブラウスの柄には泡のような
まるで次の生命が内包された
そんな未だ形を成さない何かが…

そんな、生命の区切りと次のストーリーを
予感させる1枚です。

図らずとも、所有して頂く方は
そのメッセージそのもの
あぁ良かった…そんな気持ちになった
有り難いことでした。

普段の生活の一部に、私の作品を置いて下さることに
感謝を申し上げます。