聴いたもの雑記 - 山田裕貴のANNX（2022.4.25）

もはやこの回のradikoタイムフリー期間は終了していて、私の記憶の中にしかない。

（YouTubeも探したけど、動画で上げている方のものを開いたらサムネは山田裕貴くんなのに音声は緑黄色社会の長屋春子ちゃんのラジオだった。何故。）

この日の山田裕貴くんのラジオが、わたしはとても好きだった。

いや、山田裕貴くんのオールナイトニッポンは特番で編成されていた時から計5回くらい放送されていて、聴いてきたどの回も好きなのだけど。

俳優仲間や先輩から受けた言葉や恩だったり漫画や本、映画やドラマで得てきた感情や知識をちゃんと覚えていてそれを真っ直ぐに語り、
それと同じように、ピュアで真っ直ぐにリスナーに向き合って（時にはそれゆえ騙されて）笑わせてくれるから、山田裕貴くんのラジオが好き。


で、4月最終週の回、この回はいわゆる“収録放送”。

その収録が｢朝9時スタートだった｣ということを理由に、メールテーマも朝に寄せ、段取りも、話の内容も、ずっとゆるっとしていた。

なんだろ、聴き返せないからもっと上手い形容があるかもしれないけど、一言で思い返すなら本当に｢ゆるい｣に尽きる。

たとえば。

メールテーマ：｢好きな朝ごはんは？｣
メール：｢パン｣

と、話が広がらない質問と、広げる気のないお便り。
そんな調子で、終始｢朝だから｣を理由にしつつ、その雰囲気は番組中盤以降の定常コーナーまでをピークに続く。

普通なら、深夜ほどはテンションの上がらない朝に収録して、メールも盛り上がりに欠けてきたら、私が山田裕貴くんだったらかなりあせりそう。
しかもオールナイトニッポン5回目でそんな状況になったら。

けどもそれを全くものともせずに、　“ゆるゆるっと進んでもちゃんと面白い”　という、一周まわって肝が座りに座りまくっていた山田裕貴くんの早朝収録放送、

なんだかとっても最高だったからどうにかしてアーカイブ見つけて（良しとはされてないと思うけど。）私今焦ってんなーって時に聞くお守りにしたいな。切に。

そんな山田裕貴ANNX、次回も収録放送だそう。
山田裕貴くんと、アシスタント山田裕貴くんでお届け（ドユコト？）

…楽しみです。