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ありがとう。いってらっしゃい。

今日は私が大好きな「にじさんじ」のメンバー、メリッサ・キンレンカさん(以下:メリー)が卒業したときの事を話します。
にじさんじを好きになってまだ3人しか見送っていませんが、約一月前の童田明治ちゃんの時から、ありがとうの気持ちを込めたイラストを描いていました。絵を描いてて良かった、最後に何かを届けられて良かったと心から思いました。

溢れる涙

メリーの卒業式で印象的だったのが、同期との通話を繋いだ瞬間に溢れ出した涙でした。その前、仲良しのましろくんと笑顔で「いってきます!」「いってこい!」と別れて、次に繋いだのは同期のイブラヒムとフレン。最初、泣いてたのはフレンだと思いました。だけどよく聴いてみるとメリーで。こんなに大声で泣くんだって思いました。そしてそんなメリーを笑いながら受け止めてたイブラヒムとフレンの声がとても優しくて。こっちも大号泣してティッシュの山ができました。友達のような家族のような不思議な関係の同期3人「メイフ」は、メリーにとってすごく大切なものだったんだなって思いました。

みんなで作った、たった1時間の5月32日


メリーの卒業予定は、5月31日でした。でも配信開始が23時と遅かったのもあり、事務所の許可で少し延ばしてもいいことになっていました。そのとおり配信は6月1日の1時まで続きました。だから配信を見ていた私達は、「まだ6月じゃない!」「今日は5月32日だ!」って口を揃えて言いました。たった1時間だったけど、メリーがそこにいたことを証明する1時間。みんなの心が繋がった1時間。この1時間を私は絶対に忘れません。私は配信が終わると「6月だね」と言いました。

良い後悔をしよう

「自分とのコミュニケーションを大切にしよう」
「良い後悔をしよう」
メリーが最後に残していってくれた言葉です。「良い後悔」ってなんだろう。そう思ったけど「あのときもっとこうすればよかった」「こう言った方がよかった」っていう後悔でも、それは良い後悔なんだよって言ってくれました。

お別れ

メリーは最後、歌を歌ってお別れしてくれました。メリーの歌声が、歌い方が、表現力が大好きで、高校の合唱部を引退してからほとんど歌っていなかった私は、メリーの歌を聴いて「もう一度歌いたい」って思うようになりました。だからメリーの今まで歌ってきた歌も何もかも消えると思うと本当に寂しかったけど、最後に優しい暖かいオリジナル曲を心に残していってくれました。
そして最後は優しい声で「ありがとう」「行ってくるね」と言ってとてもきれいな暖かい笑顔で、私達の前を去りました。

残してくれたもの

6月2日の時点でチャンネルの動画も全てなくなり、Twitterも、メンバー表からも消えてしまったけど、他の人のチャンネルでコラボ動画や歌ってみたなどたくさんの宝物を残してくれました。
そして、卒業配信の最後の歌と言葉。かわいくてかっこよくてめちゃくちゃ優しいメリーは、優しい心も残していってくれました。

私は今まで韓国のヌン・ボラちゃん、童田明治ちゃん、そして今回のメリーの3人の卒業配信を見守りました。誰かの卒業を見送るたびに、私はにじさんじがすごく好きなんだなって実感します。

にじさんじを選んでくれてありがとう。たくさんの幸せを届けてくれてありがとう。あなたの旅路が、楽しい、幸せなものになりますように。
いってらっしゃい。


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