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複業(副業)は長期投資の姿勢で

今日は、日経新聞社主催のオンラインセミナーに参加しました。テーマは複業(副業)について。このテーマについて、自分が何を知らないのかもわからないようなレベルでしたので、全体感がわかったのが非常に大きな収穫でした。

私自身は副業した経験はありませんが、本業以外にもこのようにノートに記事を書いたりしていることを考えると入り口にはいるのかなと言う気もしていました。そこから実際にお金を稼ぐ副業と言うゾーンに入っていくには何が足りないのかを知りたいと思っていました。

以下、参考になったポイントを挙げていきます。


まず、副業先の見つけ方。今は、副業を募集するサービスも増えてきていると言うこと。ただ、既に本業で身に付けているスキルセットを活用して働くようなやり方であれば、知り合いの会社を手伝うだとか、知り合いのつてで紹介されるというケースが入りやすいようですね。

一方で、岩崎さんがおっしゃっていたのは、フリーランスに近い関わり方になるため、組織に属している時のように、上司や周りに育成してもらうと言うような事は期待できないと言うことで、成長できる領域が限られてしまうと言う話もありました。他方、自営業や起業で副業をするようなケースであれば、むしろ自ら切り開く中での成長も得られるということですね。


西村さんがおっしゃっていたのは、初めからお金を稼ごうとして副業を始めると時間の切り売りのような仕事にたどり着いてしまう、そして割に合わないと言うことで行き詰まるケースも多いと言う話でした。私の周りでも副業をしたい動機のある人は、給料の補填をしたい方が多いように見受けられますが、なかなかそのようにうまい話は無いのだなという印象でした。(副業の情報商材も増えているようです!)

結論として、今もっているスキルを活用するにしても、自分で事業起こすにしても、一定のコミットメントと、長期投資として取り組む姿勢がないとなかなか難しいのかなという印象を持ちました。であれば、なおさら、景気が悪くなったタイミングで副業に取り組もうとしてもむしろうまくいかないケースが多いのではないかという気もします。自分の余裕がある時や、経済的に恵まれているときに、プレッシャーの少ない形で副業の種をまいておかないと、きちんと稼げる副業にまで育てるのは難しそうな感想を持ちました。


一方で、お金が稼げないとしても、自分の成長ややりがいのために無償でも自分で投資する、例えばビジネススクールに行くのと同じ感覚で副業にチャレンジしてみる。そんなやり方もありそうです。


例えば、自分の強みがわからない人、今の居場所でいまひとつ自分らしさが発揮できてない人や、ミスマッチでうまくパフォーマンスが出せないようなケース。こういったケースでは、副業で自分が輝ける環境を見つける、というやり方もありますね。ある意味「プチ転職」のような感じで、後戻りできる環境で自分の能力を試してみる、というのは良さそうですね。人手不足の環境下で、ドンピシャの経験はなくても、のり代があれば採用する、という企業もありそうですし。


いずれにしても、実体験に基づいた話が多く、副業について全体感がわかるセミナーで非常にためになりました。


こちらの西村さんの投稿が非常に網羅的で副業についての基礎的な知識を仕入れるには非常にオススメです。ぜひご覧ください。


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