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33年続けられたのは・・・母のある言葉

初めまして。育てるピアノレッスンをしている、きりゅう なな と申します。

私は3歳3ヶ月より今の今までずっとピアノを弾いてます。

しかし特に才能があった訳ではないので、結果を出せず練習を怠ったり楽しくなかったことはたくさんあります。

ピアノが上手な方は本当にたくさんいらっしゃいます。

ですので既にコンクールを受け始めた小学校高中学年くらいから自分が井の中の蛙だった事に思い知らされ、音大受験・ピアノに携わる仕事をするようになった今でも本当に素晴らしい演奏する方がたくさん周りにいるのだから私は音楽で生きていくことは無理ではないかと自問自答する出来事や挫折は本当に数えきれないくらいあります。

それでもこの長い年月ピアノを弾き続けてこられたのは、小学校3年生の時に母より言われたある言葉があったからです。

やめるのは簡単なことだけど、続けることは難しい

何故この言葉がずっと心にあったかと言うと、当時はクラスのコミュニケーションを深めるためかクラス独自で決めた、放課後近くの公園などでクラスのみんなで集まり遊ぶ日というのが定期的にあったのですが、習い事や個々で仲の良い友達だけと遊びたい子もおり、学級活動という話し合いの時間にそれを続けるかどうかという議題が上がった時に母のその言葉が頭にあった私は

「クラス遊びをやめることは簡単だけど、続けていくことは難しいことだと思います!」

と、あたかも自分が思った事のように発言し、その言葉を先生が素晴らしい!と褒めてくれた事が今でも潜在的に自分の中に根付いていたからです。

特にその言葉を意識はしていませんでしたが、大学時代当時教員になる気は無かったのに母にいつか必ず役に立つから、と取っていた教員免許を取得するための授業もとてもやめそうな環境に居たにも関わらず、なんとか諦めず取得することもできました。

なので、今ピアノを始められたお子さんをレッスンする時は私のふとでてしまった言葉から良い方向に影響する面も悪い方向にこの先人生影響する面もあると考えながら、

言葉選びは慎重・でもピアノは世界を広げられる本当に楽しいもの☆

を子どもに伝えられるよう私自身も楽しみながら子どもと共に成長するレッスンをしています。

そんな母にふと最近その言葉について話したところ、

「あら、そんなこと言ったっけ?」

と言っていました。。。

更に子ども時代の様子を聞いたところ、「あなたは音楽より美術の方に進ませた方がよかったのかなって今は思ってるのよね」

なんと・・・

「でもそんな昔に言ったこと覚えていてくれて本当に嬉しい!」

ととても喜んでくれていました。私もそれを聞き話してよかったと幸せな気持ちになりました。

こんな私でも今は本当に毎日ピアノと共にとても充実した生活を送らせて頂いています。

継続は力なり 

これを毎日実感していることをお伝えしたく初SNS・ブログ投稿してみました。

これからも日々勉強して色んなことができる自分になり子どもたちに伝えていこうと思います。


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