他人軸から一歩踏み出そう~SHEを始めてから起きた小さな変化~

改めてはじめまして、Nanaです。
2020年4月〜女性のためのキャリスクール『SHElikes』を受講し、10月12日で半年を迎えました。
この半年を振り返り、自分の中で起きた気持ちの変化を綴ろうと思い、キーボートに手を走らせてます。
小さな変化ですが、私の経験が少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。

人生の絶頂と仕事の絶望を抱えてSHElikesをスタート


4月に入会した当初、私は側から見れば人生で最高の瞬間を迎えていました。
なぜなら3月に結婚式を挙げ、新婚生活もスタートしていたからです。

…が、仕事ではかなり凹んだ新年度を迎えていました。
きっかけは社内公募に落選したこと。
異動発表日、死んだような目でPCを眺めていました。

異動先に関連する資格を取る・役立ちそうな社外コミュニティに参加する・関連部署の先輩に声をかけ業務の一部に関わらせてもらう…
異動後を見据えて行動していた私にとって、落選したことがショックで仕方なかったです。

しばらく凹んだままで、気持ちが晴れることはありませんでした。
「このままでいいんだっけ…?」
プライベートは幸せいっぱいでしたが、仕事ではモヤモヤ。
私にとって仕事が人生に占める割合がとても大きいことに気づきます。

「人の役に立ちたい」
「影響を与えるような発信をしたい」
「(できれば)アートやミュージカルに関わることもしてみたい」

そんなことを思っていた時に、SHElikesの体験コースに参加。
「まだ何者になれるかはわからない、でもこの思いをここでかなえたい」
そんな気持ちを抱えて、SHElikesに入会しました。


最大の悩みは自分自身だった

幸いSHEメイトさん達との繋がりもでき、何とか挫折することなく受講を続けていました。
その一方で、とある悩みを抱えるようになります。

ー自分と人を比べてしまうー

SHElikesに入会して、新しいことを勉強し始めた。
気になるイベントや他のスクールも受講しよう。
去年全然参加できていなかったから、趣味のコミュニティにももっと参加しよう。
こんな時期だから、自分が苦手なことの勉強もしよう。

「でも、まだまだ私は足りていないし、全然できていない…」

今思えば、「私はできていない!だから色々やらなきゃ!!!」という焦りから、気になることに片っ端から手を出していたんですね。
「自信がないから、気になることを全部やって、ちょっとでも自信をつけよう。」というところでしょうか。

もちろん詰め込みすぎなので、途中から息切れしてきます。
詰め込みすぎから破綻してしまい、SHElikesを開けない日が続くようになりました。

そんな時にTwitterを開けば当然落ち込みます。
「みんなすごいなー!!逆になんで私はこんなにできてないんだろう…」
「私まだ1コースも卒業できていないな。」
「私全然できてないじゃん。」
こんなことを思ってしまう自分が嫌で仕方なかったです。

自信のなさから、できない部分ばかりに目が行き、自分自身に厳しくしてしまう日々。
また仕事でのトラブルも重なり、9月後半は心が荒んでいました。

そんな中、SHEのイベントで社員の方のインタビューを聞く機会が訪れます。


他人軸


これまでのルーツやお仕事の経歴、SHEにジョインされてからとインタビューが進む中、「他人軸」というワードが出てきました。

就活や仕事を退職された時、気付けば”他人軸”で動いていたこと。
「ご自身のこうしたい」という思いとは裏腹に、”他人軸”で動いていたことで苦しい思いをされてきたこと。
インタビューを聞きながら、気付けば目に涙を浮かべて聞き入っていました。

「私も”他人軸”で生きているのかもしれない。」
イベントが終わった後も、「他人軸」という言葉が頭から離れることはありませんでした。


自衛のために周りに合わせるようなっていた


「怒られたらどうしよう」
「みんなこうしてるんだ、私もそうしよう」
そんな風に思うようになったのはいつからでしょうか。

親から怒られた時、言い返したくても怖くて言い返せない。
学校では自己主張が強すぎて周りから浮いてしまう。
親から厳しく躾られたこと、また子供の頃からコミュニケーションを取るのが苦手だったこともあり、大人になってからも人間関係で悩むことが絶えませんでした。

「相手から怒られないようにしよう。自分が浮かないようにしよう。」
気付けば、人からどう思われるか・見られているかを意識して行動するようになります。
自分が何か行動を起こす時、他人軸(=他の人の価値観・基準)で動くようになっていたのです。

それが続くと、だんだんとしんどくなっていきます。
周りに合わせすぎてきつい。
私が本当にやりたいことってこっちじゃ…

自己主張をするもう一人の私が心の中で呼びかけている。
でもまた傷つくのは嫌。
頭の中でぐるぐると思いが駆け巡っていきます。

自分が「できている・かっこいいと」思われたいけど、できていない。
できない自分を素直に表現する・ダメな部分を見せるのが怖い。
「他人軸」の話を聞いて、そんな風に思う自分に気づきました。

ダメな部分を見せて引かれたらどうしよう…そんな思いもありましたが、思い切ってTwitterに素直な気持ちを吐き出してみることに。

スクリーンショット 2020-10-17 004121

すると、いいね!やわざわざ励ましのコメントまで下さった方も。
ネガティブなことでも、こうやって素直に伝えてもいいと気づき、心が軽くなりました。

(この時、コメントやいいね!くださった皆さんありがとうございました!)


ネガティブで始める自分軸


私はここで初めて自分の弱い部分を素直に表現していいと気づきました。
今まで自分の思いは伝えてはいましたが、
「ネガティブな自分を出すことは悪いこと」
「それで嫌われたら、変に思われたらどうしよう」
と、本当の自分を大勢の前に出すことをためらっていました。

でも本当にしんどい時は助けを求めてもいい。
素直になることで本当の自分を受けて入れもらえることに気づき、モヤモヤしていた気持ちが晴れやかになりました。

私が自分軸(=自分の価値観・基準)で行動した第一歩は、ネガティブな気持ちを素直に伝えること。


自分軸で行動するとき、ポジティブな面で語られがちですが、自分の意志で考え発信することはそうじゃなくてもいいんです。
まずは、自分がどう思ったか、そしてそれに対して自分が素直に行動できているか。それが大切なんじゃないかなと気づきました。


半年を迎えて



この半年を経て私はまだ何者にもなれていません。
ただ、少なからずSHElikesを始めたことで、前より自分と向き合えるようになりました。

入会当初は打ちひしがれていた私。
半年を経て、「他人軸」から「自分軸」へシフトしだしたこと。
これは私にとって大きな一歩です。

それを後押ししてくれるSHElikesというコミュニティの力にも感謝しています。
半年後にこの記事を見返した時、「あの時そうだったな~」と笑いながら読めていたらいいな。

やっぱり締め方も完璧なポジティブになりきれない私ですが(笑)、少しずつ前を向いて頑張っていきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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