ユラユラ揺られていた。
ユリカゴの様に気持ち良くて左には祖父、右には祖母。真ん中で足を浮かし窓の外の海を眺め座っていた。そうだ…私は電車が好きだったんだ。忘れていたこの気持ち。
いつしか一番苦手になっていた
必ず再び乗るの。呼吸も大丈夫。今も優しい祖父母は心の左と右に感じるから…

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