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「信じてみる」が一番の近道だった

夫はひと通り家事も育児も1人でできます。

今では全てできる夫ですが長女が産まれた頃はうんちをした時のおむつは私に全部任せるし沐浴もしたことはなかったし(これはシンプルに就活でいなかった)抱っこも怖がっていたしミルクもうまく作れなかったしとほぼ何もできませんでした。


私も世の中のお母さん方も最初は何も知らない中で「やらなきゃいけないからやるしかない」「できなきゃいけないからできるようになるしかない」だと思うんですよ。
そうやって毎回自分の経験と知識を更新しながら現段階の年齢に適したことをやっとできるよって感じだと思うんです。


私は長女の育児が楽しくて仕方なかったのでやらなきゃ…とかやるしかない…とか思い詰めていたわけではないのですが、それでも極論は赤ちゃんのお世話は自分がしないと赤ちゃんが亡くなってしまうのでやるしかないという認識です。




ある時、私がどうしても日曜日にバイトに入ってほしいって言われた日があって日曜日は保育園もやってないしどうしようってなったので当時一緒には住んでおらずまだ学生の夫に予定を聞いて空いていたので長女とのお留守番をお願いしました。

正直最初は夫に長女を任せるなんて考えれもしないほど夫の育児の知識の無さや力加減が怖かったです。

なので、その日までに夫に完璧に今私がわかっている育児の仕方や長女の好きなことや長女の特徴、長女の為にやらなきゃいけない家事などを全て伝えなきゃ!とものすごく意気込みました。
でも、夫は言葉で説明するよりは体験した方が覚えるタイプなので何回言っても惜しいところまではできるけどあとちょっとが違う〜!!!みたいなラインでしかできなくて。
もちろん教えたらすぐできることもあったんですが当時の私は「全部!全部教えて覚えてもらわなきゃ長女の命に関わるかもしれないから!」って必死だったんです。

少しでも違うとそうじゃないって思っちゃって何回も何回も夫に言ったりして夫もだんだん私に言われるのが嫌になっていてそれを繰り返しているうちにふと思ったことがあったんです。


私は育児を他人に指示されたら嫌だし自分のやり方をもう見つけているからいいけど、もしかして夫にも自分のやり方があるのかな?
だとしたら必要最低限おむつ、ミルク、構い方とかがわかっていれば大丈夫なのでは?

って。


そう思ったらもう必要最低限のことは夫はできるし夫は頭もいいし回転も早いのでむしろこれだけはダメって言うことと緊急時はすぐに連絡をしてくれればいいってことを覚えてもらえればあとは夫なりに長女と向き合ってやっていくんじゃなかろうかと。


ただこれが地味に難しくて、これって相手を信じないと怖くてそもそもやらせたくないんですよ。
だって赤ちゃんの命かかってるし。
自分のことではないし。
赤ちゃんは言葉で教えてくれるわけでもないし。
もう自分はできるから正直できるならば自分でやった方が早いし。
しかも夫は当時明らかに長女と触れ合う時間少なかったし。
そんな人が一日見れるのかと。

けどここで信じて任せてみなかったら何も始まらない…と思い最初の頃のように全てを覚えてもらうのはやめて必要最低限のこととこれだけはしないでってこととパッと思いつく赤ちゃんにおこる可能性が高い危険(窒息や赤ちゃんの上でスマホなど落ちたら危ないものはいじったりしないことや体温のことなど)を説明してそれだけは覚えもらうように何回か言って当日を迎えました。


心の中はものすごく心配、でももうこうなったら夫にもやらなきゃいけないからやるを経験して学んでもらおうという気持ちでした。

夫は当時素直に長女の誕生を喜びはしなかったが産まれた後少しずつ触れ合っているのを見てた限り嫌いとか存在が邪魔とか雑におもってる様子ではなかったのでなおさら2人だけで触れ合って自分で育児してなにかいい方向に感じ取れるものがあったらいいなと私は思っていました。


不安だが夫を信じて長女をおまかせしてバイトに行き休憩時間にLINEを見ると普通に楽しそうに過ごしている内容がありました。
ホッとしたのとでもまだ油断できない!って気持ちを持ちながらとりあえずその後終わりまでバイトして帰宅し玄関を開けると元気にニコニコしてる長女と家事までしっかりとやってくれて長女と楽しそうに過ごす夫がいました。

夫はおかえり!って迎えてくれて長女の日中の様子もしっかり教えてくれて、教えれるということはしっかり長女を見てくれていた証なわけで私は嬉しくてたまりませんでした。


信じてよかった。



夫を信じて任せてみたら夫自身がとても育児の面で成長していたしまさかの家事までやってくれているし!
夫は家事は実家で仕込まれてたのと埃とかがダメなタイプならではの自分で掃除をしっかりする性格で元からできたのですがまさかやってくれているとは思わなくて。
長女とも楽しく過ごしたみたいで動画や写真も沢山撮ってて見せてくれながらこうだったんだよ〜!ってなんだか長女が産まれてからの中で1番嬉しそうに楽しそうに長女のことを話していてとっても私が幸せを感じました。


私のやり方を押し付けるより自分なりのやり方を夫は夫で見つけた方が育児を覚えてもらう1番の近道でした。

ただこれは私の夫場合であって信じて任せれないような態度の旦那さんなども居ると思うのであくまでも一例です。


それまで散々喧嘩して散々ギスギスしてとあったけど結局はその時も信じてあげればこんなに喧嘩しなかったなってことが思い返すと多くて信じるって強いんだなって経験しました。


今はこれからも一緒にいたいと思っているからこそ昔とは比べものにならないくらい夫のことを信じています。


たまに長女への叱り方とかで揉める時もあるんですが、それでもその時はまた夫なりの育児と私なりの育児をお互いに意識していければいいなと思います。


今は結婚して夫と一緒に暮らしているし毎日子供たちにも会えるので夫と私の2人で子供たち2人の育児を学んでいっています!

でもやっぱり日中は私が私がワンオペ2人育児をしていて夫がいる時は私もいるので夫のみがワンオペで子供2人を見ることがないです。
今のところ1回くらいです笑
もしまた夫に任せることがあったら昔のように信じて任せて子供たち2人と夫なりの接し方や育児を見つけていってくれたらなって思ってます!



長くなってしまったのですが最後まで読んでいただきありがとうございます♪

夫のnoteはこちら↓



#育児 #信じる #家族 #夫婦 #姉妹 #4人家族 #スキしてみて  


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