居酒屋勤務 先輩から渡された本
さて、今回紹介するのはこの本です。
居酒屋店員なんて本を読まなさそうと思われた方もいらっしゃいますよね。
ですが私の会社ではよく課題図書が出されるんですよ。
嫌味な言い方になってしまいますが私自身は大学も出ているので本を読むのは好きな方なんですが周りでは活字が苦手な同期や先輩も多いですね。
もし大学を出てなぜ居酒屋で働いているのと少しでも興味を持ってくださった方がいらっしゃれば下の記事を読んでいただけると嬉しいです。
話が逸れてしまいましたがそろそろ「たった3品で繁盛店はできる!」の内容に入っていきますね。
私はこの本のタイトルを見たときに3品でいいわけがないと思ってしまいました。
皆さんはいかがでしょうか?
しかしこの本を読んでいくうちに確かになと納得させられる部分が多くありました。
私がこの本から学んだことは
・飲食店で大切なこと
・ハングリー精神
・真似ぶ
の3点です。
それでは順に見ていきましょう。
飲食店(居酒屋)で大切なこと
これはタイトルの通り3品で十分だということです。
この本で書かれているのは居酒屋の話です。
レストランではない居酒屋が料理(味)で彼らと勝負しても絶対に勝てないということが書いてあります。
これは確かになと思いました。
もちろん最低限の美味しさは必要ですが居酒屋にめちゃくちゃ美味しい料理を求めてくる方も少ないです。
加えて我々に味だけで勝負できるほどのスキルがないのです。
ではどうやってお客様に来てもらうのか?
それはお客様を楽しませることだと言っていました。
本には過去の出来事で6日連続で来てくれた夫婦のことが書いてありました。
普通6日も連続で同じ店に行けないですよね。
私は2日連続でも正直嫌です。笑
それでも行きたくなってしまう、本当にすごいことだと思います。
料理は飽きるけど楽しいは飽きないと書かれていました。
3品は極端ですがそれだけでも誰かに会いに来たり、お店の雰囲気が好きでそこにいるだけで楽しめるそんなお店が理想なのだなと気付かされました。
真似ぶ
次に真似ぶです。
料理スキルがないからといっても最低限の料理はできなければなりません。
そこで重要なのが真似ることだとこの本には書かれています。
お客様は何も特別なものを求めているわけではないのです。
そのため肉じゃがやカレーなどの定番料理をとことん極めればいいのです。
極めるというとオリジナリティを求めて奇想天外なことをしたくなると人もいるかもしれません。
ですがそれも必要ないのです。
まずはクックパッドや料理情報誌を真似すればいいと書いてありました。
真似することから始めて今日はこうしよう、明日はこうだと変化させていくことが重要だそうです。
そう言われるとグッとハードルが下がるので誰でもできそうな気がしますよね。
そして一番重要なのが楽しむことです。
よく言われることかもしれませんが楽しくないことを続けるのは苦痛以外の何者でもありません。
楽しくないことは相当な意思がない限り続けられません。
自分の行動(料理をすること)がどう繋がっていくのか(お客様の笑顔)を想像しながらできれば楽しめるのではないのかなと思います。
全ては捉え方次第です。失敗を恐れずどんどん挑戦してみましょう!
ハングリー精神
みなさんは持ってますか、ハングリー精神(飢えてますか)?
進学や就職で新たな環境に身を置くときに
「よし、この環境で精一杯頑張ろう!」と考える方は多いと思います。
偉そうに書いていますが私も就職したばかりの頃はすぐに認められてやるなんて意気込んでいましたが現実はそんなに甘くないですね。
現状に満足してしまっている自分がいます。
特に頑張らなくても給料をいただけて暮らしていけることがわかりました。
それにコロナで休業しているのにも関わらず全額ではないものの給料をいただけてしまっています。
こんな状況でも給料を支払ってくれている会社には感謝しかありませんが、飢えてないな自分と思ってしまいました。
もちろん長時間働いても給料が少なくいわゆるブラックな環境もよくないですが最低限の成長するという思いは持っているべきだなと思いました。
私も頑張ります。
さいごに
飲食は世界で通用する!海外への挑戦を楽しめ
と第1章の最後に書かれています。
個人的にはこの言葉が一番嬉しかったですね。
私もその通りだと思います。海外に出るために飲食を選びました。
飲食は本当に可能性を秘めていると確信しています。
海外に羽ばたけるように頑張ります。
最後は個人的な想いになってしまいましたが、もっといろんな大切なことが書いてあります。
この本は飲食業界、特に居酒屋で働いているという人に読んでほしいです。
きっといろんな気づきがあるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
厳しい状況が続いていますが共に飲食業界を盛り上げていきましょう!
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