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【ネタバレ注意】ブレット・トレインを観てきました

 こんにちは。
 ブレット・トレインを閲覧してきました。

映画を観る前の一幕

 実に9か月ぶりに映画を観てきました。昨晩から「映画を観るぞ!映画を観るぞ!」とセルフプロパガンダを展開し、確固たる意志を持って映画館に突入。
 この時の思考として、「映画を観るぞ!と意気込んできたはいいものの、どんな映画が今やっているのかもほとんど知らんし。まぁなんとかなるっしょ」という超楽天思考で入館。本当に何も知らず、スケジュール表を見て何が面白そうかを検討する始末。やっていることが定食屋の前でメニュー表にガンつけしているおじさんそのもの。本当に一欠片の事前知識として「ポケモン映画の再放映がある」ということだけは知っていたものの、時刻は正午。ポケモンは9時前には放映を始めていたためとっくの昔に放映は終わっていた。帰ってこい、ラティオス、ラティアス。
では、何か別のものがないだろうかと12時台のスケジュールを見たところ、「キングダム2 遥かなる大地へ」、「劇場版うたの☆プリンスさまっ♪ マジloveキングダム」、そして今回視聴した「ブレット・トレイン」の3種類ががPickupされた。ブレット・トレインを選んだ理由としては至極簡単な理由で、「館内広告が面白そうだった!!!」、「遠い昔に”朝の情報系番組であの名作がついにハリウッドに!!!”的な特集を見たから」の二点のみ。いい席を抑えるために列に並び、「別に観なくても良くね?」という悪魔のささやきを振り払い発券。映倫R15+指定という事実が発覚したのは発券して改めて放映スケジュール表を見た時に気が付いた。

👼「ミ゜」

あらかじめ予習をしておいた方が良かった……と思うこともなく、入場待ちをしていたところ、うた☆プリの上映の入れ替わりがあり、続々とうた☆プリのグッズや痛バッグを片手に語らい合う淑女たちの軍団に追われ、端っことは真逆のフード類の販売列の最後尾へ流されてしまいました。わたしは映画を観ながら飲食はしない人間なんだ!!!!と意地を出し、さらに手前の入場口まで押し出されました。そこからも何とか抜け出し、隅っこの方へ。芋みたいな恰好している人間にはすみっコぐらしはお似合いだよと自嘲しながらしばらく待機。入場前から限界化している夢淑女の皆様方を片目にチケットで遊ぶアホ。

この後焦ってシールを剥がした所、少々チケットの表面が剥がれてひやひやした。アホである。

 うた☆プリの入場を眺め終わり、一応念には念を入れてお手洗いに。この判断が功を奏しました。  トイレで催し、ここでようやくブレット・トレインのHPで概要を確認する。間抜けである。HPよりあらすじを引用する。

「世界一運の悪い殺し屋レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車“ゆかり号”でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが、次から次へと“ゆかり号”に乗ってくる殺し屋たち。彼らに狙われ、降りたくても、降りられない! 最悪な状況の中、列車はレディバグと殺し屋たちを乗せたまま終着点・京都へと走る… やがて明らかになる乗り合わせた10人の過去と因縁。そして京都で待ち受ける世界最大の犯罪組織のボス=ホワイト・デス! 思いもよらない展開が連続するミステリー・アクション! 」

https://www.bullettrain-movie.jp/

 ここでようやく一つの事実に勘付く。

「これ!!!!!!血がめっちゃ飛び散るやつだ!!!!!!!!」



そもそも、映画館で見たハリウッドを含むアメリカ映画を観たのはカンフー・パンダ無印が最後スプラッタ演出がある映画なんてジャック・スパロウ船長率いる荒くれ海賊団のタコさんが出てくるやつが最後の人間には少々ヘビーな内容では?????ここでようやく気が付きました。遅すぎる。そして前置きだけで1500字を超しているが、未だにシアターに入場していない。話が長すぎる。

ようやくシアターに入場

今回はミットランドスクエアシネマのSCREEN3、放映スクリーン左寄り中段にて視聴しました。

椅子の座り心地がちょうどよかった


 映画館での楽しみ。それは、本編前の広告の時間であると旧ローマ時代の偉人、ググレカスも語っている。え?ググレカスを知らないだって?

ggrks


 ググレカスは置いておいて、映画広告を映画館の椅子に座り、ぼーっと観る、これこそが生きる喜び。今日映画観に来てよかった。幾多もの映画の広告を観ては「見たいなぁ金ないなぁ」という悲しみと、映画本編をみて「内容いっぱい!!!!お腹いっぱい!!!しばらく映画観なくていいや!!!」の2点で結局見ない仕舞い。

ようやく本編について触れるよ

 この映画は東海道新幹線、東京から京都までをモチーフにしたスプラッタ演出マシマシ血肉絡め銃刀法違反の決闘映画です。演出としては勝ち抜きボスバトルとなっており、停車駅で敵対勢力が乗り込んだり、身柄要求をされているキーパーソンの引受人が出てきたりと飽きさせないアクセントがたんまり詰まっています。 東京を出発してからの停車駅は品川、新横浜、静岡、名古屋、米原、京都の順となっています。 字幕版でみたので当然英語が主言語となりますが、日本語やロシア語、スペイン語とハリウッドらしい多言語他人種配慮がなされていました。 できれば本編を観ててめぇも度肝を抜かれやがれくださいと思いますが、ポイントを上げていきます。あくまでもこの映画を観て私が思った感想であり、それ以上でも以下でもない戯言であることを念頭に置いてください。

  • 主人公レディ・バグのアメリカン・ジョークがかなり効いている

  • 必殺仕事人二人組、ミカンとレモンの薄い本はよ

  • 蛇まじ怖い

  • ヘビ毒使いまじ怖い

  • 保険をかける必要性マジ大事

  • 三合会の連中怖すぎ

  • 身柄拘束されてるキムラが哀れ過ぎる

  • おい!!!!キムラくんのお父さんバリバリの日本人やんけ!!!!!!

  • おい!!!!キムラくんのお母さんバリバリの日本人やんけ!!!!!

  • おい!!!!!!!キムラくん日系2世アメリカ人やんけ!!!!!!!

  • ちょっとまて!!!!!!!!富士山は京都の手前にはないぞ!!!!!!というか富士山以外の車窓完全再現だぞおい!!!!!でもそっちは北だから朝日はさしてこないぜ!!!!!!!!!!

  • やっぱりハリウッドにおけるロシア人野蛮!!!!!

  • やっぱりハリウッドにおける黒人は最終的にイケメンになる!!!!!!!!!!!!

  • そんな車体がボロボロになっても脱線せずモーターも壊れずに走る新幹線最強やな!!!!!!!!!

  • ラスボスの最期は見るに耐えないものだった

  • やっぱりハリウッドにおける黒人最高やな!!!!!!!!!!

以上、私の記憶にこびり着いたポイントでした。本当に流血表現やら悪意の練り消しみたいな殺し方が続くので心臓や肝が弱い人はご覧にならないほうがいいと思います。観覧終了から40分で下書きを書きましたが、未だに足がプルプルしていました。エコノミークラス症候群であってくれ(推敲中の原罪は無事治っています)。そして断言できることとして、

「観る前にトイレにいけ!!!!!!ぜったいいけ!!!!!膀胱を空にしておけ!!!!!エフェクトとサウンドとスプラッタでまじでちびるかとおもった!!!!!!!トイレ本当に行っててよかった!!!!!!」

ということです。


みんな、映画を観る前にはトイレに行こう。


余談
ちなみに、このブレット・トレインの公式HPにはネタバレページが存在する。一度観たということを盾に開けてみたが、本当にネタバレだった。映画本編登場キャラクターについての詳細な情報、シナリオや撮影の裏話、トリビアも多数あった。トリビア①は私の中で最高へぇを獲得。イマジネーションタモさんも18へぇを押した。
八嶋「ちなみにこの金の脳は、はいメロンパン入れになってま~す はいガチャリンコ☆」
メロンパン入れゲットだぜ!

念を押して言いますが、ブレット・トレインの公式HPのネタバレページは本当にネタバレをしてきます。本編を観てからページを開け!!!!!!

私は伊坂幸太郎先生の原作も読まず、事前情報も見ず、東海道新幹線をベースにした流血ドバドバやばやば映画という点のみをすっからかんの脳みその中に入れて視聴しましたが、登場人物たちの情報や目的を知る、あるいは原作を一読してから劇場に足を運ぶことをお勧めします。そうした方がより映画を楽しめると思われます。(でも、何も知らなくても楽しむことができることはこのnoteを読んだら3割ぐらいの人が分かってもらえるんじゃないかと愚考します。)

劇場情報です。
こちらのURLをクリックすると公式HPの劇場情報に飛びます。

今回私が観覧したのは字幕版なので、主言語が英語でしたが、豪華声優陣が担当した吹き替え版も存在します。ルールを守ったうえで、あなたの好きなスタイルで映画を楽しみましょう!

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました!

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