少しだけ長い旅のはじまり
8月はまるまるお休みをいただき、憧れだったバックパック旅行へ。
別に自分を見つめ直すとかそんな大義はなく、ただただ見たことのない世界をもっと見たい!という欲求のまま、体力的にも精神的にも経済的にも(ベトナム住んで2年強分の貯金は全て消えたけど)割となんとかなりそうな今行かないと憧れは憧れのままに終わる!と時期を見定めての決行。
まぁ、ひと月だけと決まっているので移動手段の事前準備などはしっかりしているし、宿もパッカーホテルだけではなく安心第一で組んだので完全なる気の向くまま〜なバックパッカーとは違う!って怒られそうですが。
ベトナムに住む前までは(地下)アイドル時代の名残り(?)の謎の使命感で「私の成功を願ってくれる人たちのためにもっと音楽頑張らなきゃ!」が強過ぎて気持ち的にもできなかった個人的な長旅だけど、(仕事でパリに1ヶ月住んだことはありましたが)ここ数年は「私が一番私を楽しませたい!」って素直に思えるようになりました。
これは他人から見たらどうということもないようなことだけど、私にとっては羽が生えたような変化。
天使のような羽根ではなくウスバカゲロウのように薄くて消えそうな羽だけど、どこまで飛べるかお楽しみに。
ちなみにウスバカゲロウは幼虫の頃は蟻地獄。飛べなくても侮っちゃあいけないよ。
それでは三上ナミの旅行記、ベトナムのタンソンニャット空港からはじまりはじまり。
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