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【番外編】ヨっ友

こんばんは。僕は発展途上国にサッカークラブを作る夢を持つ26歳です。

番外編という形で記載したが、ヨっ友とは。
単にヨっ!と挨拶だけを済ませる友達の事である。
大学生の間で良く使われる一種の人間関係と挨拶だ。

インドに来ておそらく50-60人くらいの子供達と関わる事ができ、
正直申し訳ないけど、会った事あったかな、、、と思う子供達にも、
Nami!Hello!と、声をかけてもらう事もある。

子供たちの何が良いというと、笑顔。満面の笑みの笑顔である。
この笑顔見るたび、元気になれる。

ただ子供達だけでなく、もう一人のヨっ友が僕にはいる。

日曜日は休みで、7時から7時半の間に公園にボールをもって子供たちがくるのを待つ、ほとんど一番乗りで公園にいく。

そこには、朝から日課のように運動をしている、おじいちゃんがいる。
おそらく僕とも60歳近く離れている方だろう。

いつも僕と2人公園内で10分ほど、一緒の空間にいる。話したことはない。

子供たちとサッカーを始めて1ヶ月くらいが経ったあと、
いつものように日曜の朝公園にいくと、おじいちゃんがいた。

すると僕に満面の笑みでヨっ!と手を向けて挨拶をしてくれた。
会話をしたことはないけれど、微笑ましく、嬉しかった。
僕も親近感を湧くようになった。

そこからは、会うたび笑顔で手を向けて挨拶を行う。また、そのおじいちゃんも、いい笑顔で挨拶してくれる。
話はしないが、子供達を待つ空間で、言葉を必要としない2人の空間、おじいちゃんは、僕の事を応援してくれてるのかもって僕はポジティブに捉えている笑

話したことはないし、挨拶一つだけれど通じ合い、できる人間関係も1つ生まれた気がする。

言わないコミュニケーションとは、また違うけれど。

団地から始まるフットボール

今では3歳から80歳の幅で友達ができている。
そしてインドにきて改めて勉強になるのは、人間関係における根源かもしれない。

そんな、おじいちゃん(ヨっ友)との番外編でした。

藤本 七海人 / Fujimoto Namito

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