映画『みんなの学校』を観て インクルーシブ教育とは。

昨日、ずっと観たかった『みんなの学校』を観てきました。
これは大阪市住吉区にある、大空小学校の1年間のドキュメンタリー映画です。
映画では、開校7年目の話でした。

この学校は、生徒数200年ほどで、支援が必要な児童が、多く在籍しています。
校長の木村泰子先生の本
『「ふつうの子」なんて、どこにもいない』を読んで
いたく感動したのです。
先生は、自分の子供が扱われたいように、生徒に接する事をおっしゃっています。

昨日の映画では、木村先生ありきの学校のような気もしましたが、
勤務7年目の先生方は、意志が伝わっていて、連携がすごいと思いました。

この映画を観て、今まで、インクルーシブ教育は出来ないと思っていたのですが、考えを改めないと思いました。自分の周りしかしらず、できないと思っていた自分が小さいなと。

出来ないじゃなく、しないだけなんです。

大人がすると覚悟するだけなんです。

転校してきた4年生の子の、表情の変化に涙。
そのお母さんの話に涙。
学校に生きづらかった子のために、引っ越しまでして、
来た大空小学校。

私も、きっと、引っ越しすると思う。このお母さんの想いが痛い。

インクルーシブ教育という言葉がなくなり、
それが当たり前に世界になりますように。

国連が、日本の特別支援学校をなくすように、言った意味を少し理解しました。
どの子も、学ぶ権利があり、それを大人の勝手で制限しているのが、
今の日本の教育制度だと思う。

息子が不登校じゃなかったら、こういう現状に目を向ける機会はなかったと思います。

みなさんに知ってほしいです。



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