猫のお告げは樹の下で(読書感想文)
何かに迷った時、分からなくなってしまった時、人に聞いてみたい、誰か教えてくれ、と思う経験は誰しもあるだろう。
振り返ってみると、結局答えをもらえることはない。でもその代わり何かをきっかけにして自分で気づいていけることがある。
これ本には1つのきっかけを受けて考え悩み気づいていく7人の愛すべき人たちが出てくる。
人のことがわからず悩んでいても、実際は答えは自分の中にあるっていうのがリアルで愛おしい。そして自分の中にある答えを見つけるには、人との関わりが必要だということに気づく。
青山美智子さんの本を紹介されてから数冊読んだけど、私の中ではこの本に大きく心動かされた気がする。バスの中で読んでいても、思わず涙ぐむことが度々あった。
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