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3年振りの大イベント

 私の英語スクールの発表会は、毎年ホールを貸し切ってのお祭り。
でも昨年は観客の人数制限・一昨年は3部に分けての発表・2年前は中止。3年振りの制限無し発表会、めちゃくちゃ楽しかった。

 うちの発表会の特徴は以下の通り。

  1. 企画段階からが発表です
    …各クラスで「発表会何する〜?」から始まって、企画会議。ここでは多数決は基本的に使わない。したいことがあったらプレゼンして説得。したく無い人が0になるように話し合いを重ねる。

  2. ステージ上で遊ぶ
    …通常のレッスンでは毎回ゲームをしているので、それをステージ上でするクラスもあります。自然と英語を使って遊んでいるのって、実はおうちの方にとっては不思議な光景。

  3. ステージ上参観日(普段のみんなを見てもらう)
    …各クラスの色があって、好みがあって。みんながしてみたいことがあって。普段は参観日がないので、年に一度クラスの楽しい雰囲気を見てもらえたら嬉しいです。そのために練習をしまくって完璧な発表を目指す!という指導はしていません(ここ大事)

  4. 人巻き込みありのショータイム
    …ステージ上から発表者の子どもたちや私が客席に話しかけることが多々あります。客席の皆さんも、英語のクイズに答えたり、リアクションしたり...最後は会場全体でエッグハント!と会場一体型発表会。

  5. ステージだからちょっとした緊張感。でも完全形は本番そのものなので、失敗という概念は無し。
    …何がゴールかを、練習中も当日も私たち講師は敢えて伝えません。正解はみんな。ステージで途中で言えなくても誰かに助けてもらったりしながら言えたらいいし。勝手にセリフ変えてもいいし。どんな方法でも自分が納得出来る形に出来たらオールOK。人生に答えはないわ。

  6. 毎回なぜか本番で最高を叩き出す子どもたちに圧倒される私たち。
    …そんな、会場の照明・音響担当の方々も驚く程のゆるっと発表会ですが、最後にはみんな感動してるんです。なんでしょう。自由とか安心感って、人の中から素晴らしいものをたくさん出してくれるんです。私たちが作りたいのは自由で安心できる場所。あなたが自分も知らなかった自分をそこで見ることが出来たら、それで大満足。

 今回は特別企画として、ねずみのジャッキーさんが来てくれました。最初のウォーミングアップでホーキーポーキーを一緒に踊ったり、写真撮影を一緒にしたり...元気で愉快なジャッキーさんを見て、みんながほっこり笑顔になっているのがとっても可愛かったな。

 今年も何度もグッと涙が出そうになるのをこらえながら、心の中で泣き笑いの一日でした。こんなに素敵な人たちを育てておられるおうちの方々にも心から感謝。

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