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笑顏の番人⑥〜日々コツコツ小説Ⅱ
しおんは、そばへ行って話しかけようか迷い
結局何も出来ぬまま、アイスを買うことも忘れて
逃げるように帰った。
「どうしたんだろう?
あんなとこ見たことなかった」
「何かあったのかな」
しばらくしおんは、いつも元気なあの子のことばかり考えていた。
「明日、大丈夫かな」
「自分だって何度も人には見せられないほど落ち込んだり、いらいらしたり、怒ったり泣いたりすることあるけど」
『だから言ったでしょう、ソウオモフ って』
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