牛乳プールを完泳

ほほえみ室外機

透明なグラスへ牛乳を注ぐたびに
真っ白なその中で、自由に泳いでみたいと思うのです
そのとき、わたしの身体は人間でなくチョコレートになっていて…
泳ぐほどにとろけて、崩れて、さいごには生ぬるい液体となって底に沈む
それは熟睡に限りなく近い状態なのだと思います
今夜は熟睡できるといいなあ

#詩

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