描きたくなる、藤田嗣治。
人混みが苦手で、つい足が遠のく上野の美術館。
藤田嗣治展も見たいと思いつつ混んでそうで行きそびれていたのに、ある日突然思い立って行ったのは、平日だけど会期終了間近。わりとすぐ入れたけど、中は混雑してました。かなり疲れた。
藤田嗣治、別名レオナール・フジタ。主にパリで活躍した日本人画家。
絵は知らなくても、特徴のある髪型とメガネとちょびヒゲの顔に見覚えのある人は多いかも。
藤田の代名詞とも言える乳白色の肌色をこの目で拝見。肌に限らず、白色がどれも柔らかくて美しかった。
後年の、リアルな動物が服を着て立ってたり、子供達が遊んでる作品は、童画のよう。でも、子供達がみな無表情なのがシュールでおもしろい。
晩年の宗教画も良かった。絵の中に藤田夫妻もいたりします。
そう。藤田、自画像をけっこう描いています。
人物を描く画家が自画像を描くことはよくあるけれど…。あのアイコン的ルックスに、写真にもいつもキメ顔、キメポーズで写ってる。自画像を描きたくもなろう。
そして、私も似顔絵を描きたくなった。(なるよね?)
でも、あの髪型とメガネが無かったら、藤田がどんな顔なのか想像できない。それほど、髪型とメガネで構成されている藤田。
展示、良かったです。やっぱり人混みは苦手だけど。
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iPad絵日記その8。
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