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コミュニティ・マネージャーが創業5周年記念パーティーで叶えたかった3つのコト

2023年4月23日(日)に、
NutmegLabs(ナツメグ)は創業5周年を迎えました。
皆さんご存じの通り、この3年はコロナ禍という旅行業界全体の死活問題がありましたので、サバイブした創業メンバーたちを心から称えたいキモチです。
Congratulations!

そんな節目に、記念イベントを仕切るという、
入社後初ともいえるコミュニティ・マネージャーの役割を果たす場面が訪れました。
今日は、そのパーティーの企画についてお話ししようと思います。

この記事をおススメする方々
・イベントの幹事やコミュニティ・マネージャーを担っている人
・ナツメグの求人に応募しようかなと考えている人
・「体験」にまつわる商材を販売している事業者さん(ナツメグ活用のヒントあり)

「はじめまして」の関係性をいかに深めるか

時はさかのぼりまして、2023年3月某日。
CEOの中口から、私にあるミッションが下されました。
「4月に創業5周年を迎えるので、パーティーをやりたいです」。

出されたオーダーはふたつ。
・ナツメグのユーザーさんに協力してもらうこと。
・ナツメグを活用し、サービスの価値を実感してもらうこと。
それはそれは、あっさりとしたオーダーでした。

パーティー開催までほぼ1か月。
さてさて、何をやるべきか…。

ゲスト相互の関係レベルを10段階で測るとしたら、
全員とつながっているCEOの中口以外は、
おそらくまだレベル1~3といったところでしょう。

その状況から、3つの目標を設定しました。
1.ナツメグのコア・バリュー「Fun(楽しさ)」の体現
=一緒に過ごす時間を、純粋によい思い出にしてほしい。
2.社員やパートナーのエンゲージメント*を高めて、
未来に向けたエネルギーを創出する。
3.ナツメグのサービスの価値を体感してもらう。

*エンゲージメントとは
企業活動におけるエンゲージメントとは、両者の間に確固たる信頼関係が構築されていることを指しています。ビジネスシーンで用いられるエンゲージメントには、上述のとおり「対従業員」と「対顧客」の2種類があります。

リクルート マネジメント ソリューションズ社「人材育成・研修・マネジメント用語集」より


情報の差を埋め、期待値を上げる

中口のお題の通り、招待者への招待はナツメグのプロダクトを使いました。
ナツメグは旅行商品の予約受付&決済ができるサービスですが、出欠確認にも十分使えます。
そして、eチケットを発行すれば受付もスムーズです。

招待用商品ページ画面

そして、まず取り組んだのが、
招待者全員の情報の差を埋め、
期待値を上げること。

個々人の熱量の差はそう簡単に埋められるものではありませんが、情報量の差は埋められます。
情報量の差を埋めれば共通の話題が増えるので、はじめましてでも話のきっかけにはなって、会話を楽しんでもらえるんじゃないかなと思いました。

しかし、この差をパーティー当日に埋めようとすると、コミュニケーションの時間を圧迫してしまいます。
そこで、参加表明いただいた方々に対して、イベント1週間前にスタンプラリーを開催することにしました。

ナツメグのスタンプラリー機能は、主に動物園や遊園地のような観光施設で活用されています。
通常はスタンプポイント(地点)を設定して、物理的にポイントを訪れたらスタンプを押せる仕様ですが、今回は物理的地点を無効として、読んだらスタンプできるようにしました。

ナツメグのスタンプラリー機能を活用して、事前に情報をインプット

【4つのスタンプポイント】
・会場である屋形船・晴海屋さんの歴史と特徴
(屋形船の歴史って、意外と知らなくないですか?)
・ナツメグの歴史
(単なる沿革として表現するのではなく、ストーリーで展開)
・参加者のプロフィール
(どんな人と会えるのかなとイメージすると、ワクワクしません?)
・参加後のSNSシェアのお願い

ナツメグの歴史は中口からも開示OKをもらったので、次回記事でアップしようと思います。

協働作業で人は人を知る

次に取り組んだのが、パーティー当日の企画です。
ここは、目的1&2を是が非でも叶えたい。

【パーティーの目的】
1.ナツメグのコア・バリュー「Fun(楽しさ)」の体現=一緒に過ごす時間を、純粋によい思い出にしてほしい。
2.社員やパートナーのエンゲージメントを高めて、未来に向けたエネルギーを創出する。
3.ナツメグのサービスの価値を体感してもらう。

私たちは、日常生活で何気ない会話を交わしたり協働するなかで、相手の行動や表情、声色からたくさんの情報を得ながら、コミュニケーションを組み立てているのだと思うのです。

これがないと、
「何を話していいのか分からない」
「どこまではっきり言っていいのか分からない」、
「どこまで任せていいのか分からない」
となって、関係性が希薄になってしまいがち。
率直な意見が出づらくなり、クリエイティビティを阻害してしまう。
結果的に、組織に乗数的なエネルギーが生まれなくなってしまうのだと思うのです。

だから、エンゲージメントを高めるために、集まった人たちの情報が自ずと入ってくるような企画をやることにしました。
外国人メンバーもいるので、言語依存しない内容である必要もあります。

結果採用したのが、「お絵描き&ジェスチャーゲーム」と「チーム対抗脱出ゲーム」です。
30分でやりきるプランだったので詰め込み気味でしたが、絵を描く、動きで表現する、知的センスを使うとバラエティを出すことで、メンバーのキャラクターや得手不得手が見え、心の距離が縮まることを期待しました。

お絵描き&ジェスチャーゲームは、チームで話し合って、アーティストとダンサーを選出してもらい、それぞれが引き当てたお題を表現してもらいました。想定通り迷走パフォーマンスが登場し、盛り上がりました。

脱出ゲームは短時間すぎて正解チームが出ず…でしたが、期待通り議論と協働作業の妙は生まれたのではないかと思います。

脱出ゲームのストーリーは一人芝居的にMCが読み上げ。ハイジャックという危機的状況を乗り越えた仲間とともに、必ず世界一をとろうと誓い合うというストーリーです。(写真は外国人ゲスト用に翻訳して画面投影したもの。ありがとうChat GPT)

ちなみに、脱出ゲームのパズルは以下の書籍から拝借し、ナツメグ仕様にCTOのAndrewがハイジャック犯に拉致されて、CEOの中口が救うというストーリーに置き換えさせてもらいました。
(書籍では夫婦役だったので、ハイジャック犯に拉致られたAndrewからの暗号がオネエ言葉風味になってしまったのはナイショ)

10年後、この体験をよき思い出として語れるか

パーティーを終えて、ナツメグのアンケート機能を利用した満足度は5点満点中「4.8点」でした。高評価、本当にありがとうございます。

最後はCEO、CTOから、「会社を成長させるために、こういうことにチャレンジします」という宣言があったのですが、CTOのAndrewから、Fun(楽しさ)こそ最大のエンパワーメント的な発言がありました。
楽しさがあってこそ、ハードワークも乗り越えられるよねという考え方で、これはCEOの中口もよく口にします。
“Fun(楽しさ)”は、本当にナツメグらしいコア・バリューだと思います。

私は古巣・楽天で1999年にもらった記念マグカップを、未だに捨てることができません。
あのとき、あそこにいられたことを、とても誇りに感じているから、
Facebookで誰かの投稿で「こんなの出てきたよ」と、昔のロゴ入り名刺やグッズが上がってくると、未だに「そうそう!」って気落ちがアガる。

そんなキモチを、ナツメグでもつくれたらいいなと思って、オリジナルグッズも作りました。
旅やアクティビティで使える実用的なアイテム(サコッシュとステンレスボトル)です。

それから、出席者の人たちに、タペストリーにメッセージを入れてもらい、みんなで写真撮影をしました。
このメッセージを入れてくれた皆さんが、10年後にどういう気持ちでこれを見るのか。
それは、これからナツメグがどんな仲間と、どんな成長を叶えていくかにかかっています。

これからよき仲間を集めて、次回はさらにおもしろいイベントを企画したいと思います!

おまけ:
準備でヒーヒーいってるのを見ていた中口やメンバーが、ご褒美に立派な花束をくれました。こんな気遣いをしてくれる仲間がいて、幸せです。


会場としてご協力いただいた晴海屋さんのページはこちら。
乗合は2名~、貸切は20名より可能です。

ナツメグでは、絶賛人財募集中です!

【募集職種】
・カスタマーサクセス(メンバー、マネージャー、VP)
・フルスタックエンジニア
・PdM
・PMM
・採用責任者(未来の人事部長候補)
募集要項はこちらからご確認ください。


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