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わたしがCEOだったら

ちょっと久しぶりの投稿になってしまいましたが、皆さまお元気ですか?
採用イベントも2本終了し、ようやく一息つきました。ふぅ。。。

さてさて、本日のトピックスは、
月に1回行われている「TGIF(ティージーアイエフ)」なるミーティングについてです。

Nutmeg TGIF
TGIFとは、"Thanks God, it’s Friday(神様ありがとう、今日は金曜日!
)"を短縮したもの。1週間のWorking daysが終わる間もなく終わることを労いつつ、休日の到来を喜ぶもの。
Nutmeg TGIFイベントは月に1回、金曜日の午後に開催され、基本的には海外拠点を含む全社員が参加(いまは日本語開催オンリー)。前月のふりかえりや新入社員の自己紹介プレゼンなどを行っている。

そのコンテンツのひとつに、「わたしがCEOだったら」というコーナーがあります。本日はこのコンテンツについてお話ししようと思います。

経営者目線を育み、影響を与える責任を実感する機会として

ポジションや部署に関係なく、全社員を対象として持ち回りでコーナーを担当します。
担当者は、自分がCEOだったら何をするかを考え、皆の前で発表し、よっぽど実現不可能なものでない限り、実行まで対応します。

これまでに出たアイデアは、こんな感じ。

・所属部署にかかわらずユーザー視点を磨くために、ユーザーの職業体験を実施する
・テレワーク環境下で社員が増えていくなかで、心理的安全性にあふれたチームになるために、組織横断的なコミュニケーションの場をつくる。
・SDGsの取り組み

そして、6月開催のTGIFでは、私が発表させてもらいました。

通常会社から与えられるKPIを、ボトムアップで考えてみる


急成長ベンチャーを2社経験した私が思いますに、成長する会社には、「モメンタム(私的に訳すと、社員が勢いと成長の実感を持ち、エンゲージメントが高い状態)」があると思うのです。

Chat GPTにモメンタムがある状態を尋ねたところ返ってきた答え。

だから、モメンタムをよりクリアに実感するためのツールとして、KPI(各種指標)をもっと全社的に可視化しませんかと。

ただ、私の経験上、KPIって大概は経営陣が決めて下に課すもので、現場サイドでKPIの意味とか価値を考えることってなかなかないんじゃないでしょうか。
なので、本当に有効なKPIって何なのか、あらためてみんなで考えてみませんか?と提案させてもらいました。

そのKPIは、本当にお客様の声や願いを伝えるものなのか。
そのKPIは、本当に仕事のモチベーションにつながっているのか。
そのKPIは、個々人をチームとしてつなぐものになっているのか。
そんな目線で、いろいろ議論してみたいなと思っています。

テレワーク環境下でも、多様性にあふれた組織を有機的につなげるものにできたらいいな。

最終的にはデータインフラをつくって、グローバルのメンバーを含めてシェアできるものにしていくことがゴールです。

実はこのアイデアは、クリスプ・サラダ・ワークスさんが開示しているデータプラットフォームを思い出したところから生まれています。

「安心してください、社内データの流出事故じゃないです」。なんてシビレるメッセージが書かれているくらい、オープンな情報開示です。
お客様の声に向き合い、スタッフと経営陣が一緒に本当にいいサービスをつくっていこうという覚悟が見て取れて、本当に素敵だなあと思います。

外部に開示する・しないはどうあれ、これくらいの精度のものができると理想。その内容や実現までのプロセスを、7月に実施する下半期キックオフで議論することになっています。
仲間たちと一緒に、今後の会社の土台になるかもしれない仕組みをゼロからつくることに、本当にワクワクします。

スタートアップならではの体験を味わう

2023年7月現在、ナツメグ日本法人の社員数は12名、採用決定者や業務委託を入れても20名前後の組織規模です。
部署の垣根なく全員の顔と名前が一致するのは、個人差はあれどもおそらく100名前後。社員全員で合宿に行ったり、細かい議論をするような場を持てるのは、せいぜい30名くらいまでだと思います。
ほんと、スタートアップらしい期間ってあっという間!

ぜひこの瞬間にしかできない体験を、皆さんにも味わってほしい。
そんな思いで、日々採用活動にいそしむのでした。


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