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岡山・大阪・京都で叫び散らかした旅行記 第一夜、岡山城編


こんにちは。並木満です。
11/23〜11/28まで岡山と大阪を中心に旅行をしたので、どこかでまとめておこうと思います。
基本的に並木という人間はどこに行っても酒を飲み、どこに行っても本当に声がデカいのでほうぼうでご迷惑をおかけしたと思います。すみません。そしてありがとうございます。


☆品川〜岡山

人生初のグリーン車での移動でした。
たまたま、わりとお安くチケットが取れたのでどうせならばとグリーン車にしましたが、なんて快適なんだ。
今までそこそこ旅行はしていましたが、そもそも新幹線を使うこと自体稀という基本夜行バス頼みの貧乏旅しかしてこなかったので、衝撃の連続でした。スマートフォンでモバイルオーダーして酒や弁当などが買えるという事実。危なすぎない?大丈夫?
シンカンセンスゴクカタイアイスはそういえばなくなってた。かなしい。
でかでかマウンテンこと富士山は実はよく見られなかったです。Twitterでは写真撮ってますが、静岡に入ったあたりから急に曇りだし、ところどころ霧も出ておりました。

お弁当をつつき生ビールを煽り、始発待ちラジオしんすけ回に涙も流しながらなんだかんだ名古屋まで。名古屋、ここ最近行っていないな。御三家は頼房推しなのですが、義直もなかなか好きなのでいつかちゃんと時間を作って回らなければ。
名古屋駅にて隣席にお姉さん着陣。それまで一人自由に喫煙所に行ったりうろちょろ過ごしていたのですが、流石に気を使いました。カメイドのタカvs藤原のストリートファイター対決配信を聴きながら入眠。新大阪まで並木はタカ笑いを聴きながらぐっすりです。普段はまおや塩の絶叫を子守唄に寝ているので、これくらいなんてことなかった。それはそれでどうにかした方がいい。
新大阪からは再び隣の座席は空き一人。この席は喫煙所・トイレが近くありがたい。煙草を吸いながら知らんおじさんとお話しするなどした。おじさんは広島まで行くそうです。良い旅を。
グリーン車といえば、おしぼりを配ってもらえるということは知っていました。品川を出た時、そして新神戸を出た時にそれぞれ。品川ではダンディハウス、新神戸ではもみじ饅頭の広告が入っておりました。

こう出されると、東京も東京っぽいやつがいいなぁ

土地柄が出てとてもいいですね。ダンディハウスは土地柄と言っていいのか?

☆岡山駅到着

そして岡山。学生時代、青春18きっぷで東京から神戸まで行った際、岡山まで出る計画を練っておりましたが姫路で断念した苦い思い出があります。
なぜなら並木は神戸でオリックスのT-岡田くんのばかでかポスターをプレゼント企画で当ててしまったからです。ポスターを抱えて姫路城を見て、その辺のおじさんに「それはなんですか」と敬語で訊かれた思い出がよぎります。いや岡山は関係ないんですけども。
岡山駅、広い!聞いてたよりでかい!あわや迷子になりかけながら、なんとか噂の桃太郎像を発見。桃太郎像まわりは各市町村の名前が入ったレリーフがありました。我が地元・三軒茶屋もこういうのをやれば良いと思う。なぜかあそこは個人名がバカほど入ったレリーフなんですよね。
そして今回の旅で一番バズってしまった岡山駅前の噴水。

我が地元・三軒茶屋にも泉はありますが、酒乱入り乱れる魔の三角地帯で泥酔したその辺のバカ大学生がアホほど飛び込むので気がついたら水が出なくなっていたとTwitterでは書きましたが、後日確認したところ噴水部分が控えめになっただけで水自体はありました。
駒○大学、国○舘大学のみなさんごめんなさい。偏見に満ち溢れたヘイトツイートは削除しようかとも考えましたが、今見返したら詳しいことは書いてなかったのでそのままにしておきます。

☆人は最初に見たメロンブックスに飛び込む癖がある

岡山駅前の喫煙所で一服済ませ(電子タバコは吸えた)、ホテルに向かおうと歩み出した並木が見つけたのはメロンブックスの看板。

メロンブックス岡山店の看板


おや、メロン子ちゃん(※名前がわからない)が桃太郎になってる。さすが岡山。自分たちの売れるモノをよくわかっている…そこで思い出す並木。そういえば12/3に開催されるコミティアのパンフレットを購入していないな、と。
今回は一般参加のため、パンフレットは購入せねばならないのですが、私の行動範囲ではやたらと駅から歩かされる渋谷のアニメイトくらいしか選択肢がなく、また夜勤明けのズタボロの状態で渋谷界隈を歩くなんてことがもうできない年齢のためどうしたものかと思っていたものでした。
なるほど…この階段を降りればメロンブックス…気がつけば岡山に辿り着いて最初に足を運んだのはなぜかメロンブックスでした。
そして無事にコミティアのパンフレットを購入。夏コミで頒布されてまだ買っていなかった艦これ同人誌も買いました。お前はなぜここでそんなことをした?
そこで知りましたが、岡山のメロンブックスさんはここ最近オープンしたばかりとのこと。売り場面積はそこまで広くありませんが、成人向同人誌などのゾーニングもしっかりしておりちゃんとした同人ショップでした。危うくオリジナル成人向百合同人誌を購入しかねなかったのですが、なんとか踏みとどまった。いや艦これ同人誌買っとるやないか、とは思うけれども。

☆晴天の国(暑)

岡山に来て30分。すでに並木は汗だくでした。あれ?おろしたてのコートがあまりにも邪魔なのでは?
一応天気を確認し、必要と判断したため持ってきたコートでしたがもうずっと着ていない。生来の暑がりデブに晴天の国岡山はあまりにも暑いのでは?
ひとまずホテルに飛び込み、事情を説明するとコートも預かってもらえることに。ありがとうダイ○ロイネットホテル岡山。みなさまとてもお優しく助かりました。

☆桃太郎大通り

ホテルを出て、身軽な状態で岡山城へ。

桃太郎大通りには、宇喜多・池田の家紋が!

駅からまっすぐ歩くと、歩きやすい広めの歩道にはいくつかのベンチ。
最近流行りの排除ベンチは確認できただけで4台ほど。ほかは昔ながらのベンチでした。排除ベンチで物理的に排除される百貫デブにはとてもありがたい。太っている自分が好きなので痩せるつもりはないものの、もう少し筋肉をつけたいので体重そのままでなんとかならんものか…またジム通いを再開させるか…など考えながら岡山城手前までやってきました。ここまで15分ほど。

休館でした


岡山オリエント美術館、興味がありましたが残念ながら展示替え期間。現在は北イラクの少数民族に関する写真展を行っている様子。いいなぁ…
インドで受けた「日本人のくせにジャンプ漫画読んでなさすぎだろ、非国民かよ」という苛烈なオタク差別を思い出しながら、天神山(といっても、浦上宗景がいた天神山城とは別)で休憩。
……蚊がいる。以前行田に行った際に東照宮で死ぬほど蚊に刺され酷い目にあったことを思い出し早々に撤退しました。私は弱い…。

☆岡山神社

たまたま神社が見えたので入ってみたら岡山神社でした。ここは宇喜多家も関係のある神社。

立派な構えです


行こうとは思っていましたが、いまいち位置関係がわからなかったので、まあ探せたら探そうという感じでしたが、見つけられてよかった。
ちょうど11月の祝日ということで、七五三でたくさんのお子様やそのご家族がいらっしゃいました。
この旅に向け、ビュー○ィーンのブリーチ材を2箱使い完全に脱色し、ビューテ○ーンのワイルドレッドに髪の毛を染め上げた完全に不審者の並木。子どもたちの視線を攫いまくるには十分だった様子です。すみませんね、赤くて。思想もかなり赤いけどそれと髪色は関係ないからね。むしろ赤い人たちの中では相当浮いてるよ。かなしいね。
晴れ着に身を包んだお子様たちにちょっとした娯楽を提供しつつ、参拝。この旅が良いものになりますように。ついでに年末の有馬記念で一発当てられますように。この前の大井競馬場(JBCクラシック)でそれなりの額をぶち当てたのでもう当たることはないと思います。
そんな並木の下心がよくなかったのでしょうか。おみくじは小吉。そして小吉とは思えないほどの辛口。宇喜多がお怒りです。ごめんね。宇喜多まわりでまた書いていい?だめ?そうかぁ…じゃあ来月投稿するね…(話を聞いていない並木)
御朱印は書き置きではなく、御朱印帳に書いていただきました。ありがとうございます。
御朱印帳を見せた時、社務所のお姉様に「ああ、鬼太郎なんですね!」と言われた並木の御朱印帳。

思えば水木作品で御朱印帳ってシュールだな

調布市深大寺にある鬼太郎茶屋で購入したもので、怪読者(または「チーム 早く妖怪になりたぁい勢」)にとってはこれに反応されるのはとても嬉しいものです。
と思ったのですが、そういえば鬼太郎の映画が公開されてるんでした。すっかり忘れていました。怪読者、迂闊。「怪と幽」をよろしくね。

☆岡山城

岡山城への道のりはほぼ平坦。最後に少し登りますが、登り切り見下ろすとそこにはゆったりとした堀に守られた岡山城が。烏城と呼ばれる黒い城壁がまた渋くてかっこいい。

烏城、堀のほとりに

そういえば高校生の頃、烏城(うしろ)というタイトルのオリジナル脚本で公演をする予定でしたが、脚本作者にして演出だった先輩が公演2週間前に蒸発し、急遽差し替えになったなぁ……先輩は岡山城の存在を知っていたのだろうか。それこそ妖怪がたくさん出てくる楽しい脚本でしたが、公演できず残念。ちなみに並木は演じるはずだったタヌキを気に入りすぎて、スピンオフで小説を書いた。

なぜか続きがない。なぜそこで力尽きたんだ高一の私。やる気あるのか。細川家のレポートは書いたくせに
なお、先輩はその後退学してしまったようで、消息はしりません。生きているといいのだけれど。山吹生すぐ退学する。

そんなビターな記憶と共に岡山城へにじり寄ります。途中バーニーズという超大型犬がお散歩しており大興奮かましていました。宇喜多家もおおきな犬がいるかもしれない。逆に池田家はポメラニアンみたいなふわふわなちいさき犬がいいと思います。なんの話ですか?
池田輝政が小柄であったという逸話が好きすぎてだいぶ目がカビているようです。人生で初めて好きになった小柄な野球選手はロッテ小坂誠ですが、池田輝政ももしかしたら現代にいたらメガネをかけた渋い内野手かもしれない…妄想止まらず。初芝は誰だろうか。輝政の妹婿である浅野幸長はもっと派手なイメージがあります。初芝もある意味派手ではあったけれども。

☆岡山城天守までの道

岡山城の手前には宇喜多家顕彰碑が。

顕彰碑

知らなかった。あるんだ。なんとなくですが、岡山城は池田家の支配の都合で宇喜多のお話しはあまりできないのかなと思っていましたが、顕彰碑がちゃんとあるんですね。詳しくは確認できませんでしたので、どういった団体が建てたものかは確認とれず。
そして門をくぐり内部へ。なんと宇喜多秀家時代の石垣がそのまま残ったエリアが。

宇喜多秀家時代の石垣

角の尖った力強い石垣。今よりも戦う顔をした城だったのかもしれません。バトルフェイス岡山。なんてことを言うんだお前は。
天守までは広場を抜けますが、どうもこの広場……なんと、伊賀上野城城代屋敷で見たことのある、屋敷の内部構造を地面にそのままマーキングしたものが存在しました。

間取り図ですね

素晴らしい。きっと夢小説が捗ることでしょう。私は基本的に御用聞ポジションがいいと思います。懐かしいですね。我が家にも昔きていましたが、いつのまにかなくなりました。
突き進むと、最近リニューアルした天守が!手前にはお月見のお団子を模した大きな玉がありました。

一瞬なんだかわからんかった


フォトジェニックに皆さん撮影されたことでしょう。並木も自慢のiPhone13proを構えますが、並木本人のスペックが足らず、どうしても愉快な写真にしかなりませんでした。残念。
早急なマイナーチェンジが急がれます。

☆天守内部

エレベーター式。入るとすぐにチケットが買えます。後楽園と夢二美術館もセットになったチケットは1,200円。林原美術館のセットチケットはありませんでした。
入るといきなり岡山城の歴史。いくつか見て周り、まずはエレベーターで4階へ。そこから階段で最上階を目指します。見晴らしの良い天守台から岡山を見下ろし、しばらくぼうっと過ごしました。内部壁はかつてのものを再現した特別仕様だそうです。精巧な模様を眺め散らかし、五階へ。
五階は宇喜多・小早川・池田と続く岡山の歴史がパネルと動画で紹介されていました。あの城下を映像で示すやつ(名前が出てこない)、いいですね。とても素晴らしい。そういえば徳川実紀に池田家時代に水害があった話があったと記憶はしていましたが、とてつもない規模の大災害だったと知り驚きました。

そして四階、突然の奇襲。突然の宇喜多直家
動揺し右往左往する哀れなオタクである並木。殺っちゃえ!宇喜多さんを読み散々な妄言を言い散らしていた手前、申し訳なさでいっぱい。というかよく考えたら中学時代宇喜多で色々書いていたというあまり触れられたくない前科のある並木、実は直家では1本も書いていないということで許してほしいです。許されない。逆に怒られる。なんなら息子さんで書いてたからなお怒りは噴き上がるものかと思われます。ごめんね…。
宇喜多家絡みの展示をメインに据えたこの階、勉強になりました。ただ、この階か下の階か忘れましたが宇喜多騒動の説明がややふんわりしてて笑いました。左京ちゃんがFA移籍してしまった……(???)
三階は関ヶ原の戦いを軸に宇喜多・小早川・池田それぞれの動きを。なんと花房さん宛の宇喜多秀家書状がありました。花房正成さんは秀家の本土復帰を徳川家に直訴していた経緯があるため、どこかでやり取りがあったのでは?とは思っていましたが、まさか書状が残っていたとは……。
ちなみにこの花房さんの息子さん、幸次くんは徳川家で働き、細川忠興の茶会などにも呼ばれています。茶会のメンバーは永井尚政、加賀爪忠澄、中山照守など個人的な付き合いが多いメンバーですので、きっと彼も忠興とかなり付き合いがあったのでしょう。大変だったと思います(率直な感想)
そして二階は池田光政をメインとした展示!並木がTwitterで新太郎が〜と言ってたのはこれですね。
何故か池田光政を新太郎と馴れ馴れしく呼ぶ並木。徳川実紀でそう呼ばれているがばかりに急に下の名前で呼んでくるタイプのナンパクソ野郎になってしまいます。
祖父輝政といい、なんで並木は池田家にそんな態度を取り続けているのだろうか。創作には出したことがありません。
一階はめちゃくちゃ人がいてあまり見られませんでしたが、様々記念写真が撮れるそうです。何故かとてつもなく人がいたので、とりあえず椅子に座って外の様子を見ていました。そういえば祝日でしたね。写真を撮ってる皆さんとても楽しそう。
土日も祝日も盆暮もへったくれもない施設系介護士、曜日感覚が狂いがち。今年の年末は30日まで仕事です。絶望に打ちひしがれます。
地下に戻るとミュージアムショップが。なんと大竹直子先生ラベルの宇喜多若夫妻のお酒!

大竹先生の「裏直家」でびっくりしたことがあります

これは買わねば……ここから並木の「荷物多すぎ絶望旅行」が始まりますが、いつものことです。
城周りをしばらく歩き、後楽園へ。のんびり歩けば、遠ざかる天守がこれまた味わい深いものです。竹林が広がるあたりは人で賑わっておりました。見たところ外国人観光客のツアーだったのかしら。確かに映えるかもしれません。

映える

和傘が並ぶ芝生、とても素敵でした。朝などはまた表情が違うのでしょう。しかし一方で夢二美術館の時間が迫っている。名残惜しくも、途中で切り上げ夢二美術館へ。

☆夢二郷土美術館

実は、九州に行くたびにお世話になっている方が夢二研究をされている方で、影響され高校生の頃から夢二好きの並木。

モダンな建物

たまたま地元で「夢二のアトリエが近所にあった」と聞いて、そのあたりの話も知りたく岡山夢二美術館にはぜひ!と思っていました。
黒猫と暮らしていた頃は夢二の「黒船屋」に憧れたものです。人に心を開かぬ元野良猫だったため一度も叶いませんでした。
美術館には御庭番頭のくろのすけちゃんが勤務しているのですが、本日はお休み日。残念。猫ちゃん、会いたかった。
展示は細やか。立田姫を椅子に座って見られるのは贅沢。ただ、並木は夢二の描く女性は和装より洋装が好みです。キャッチーでおしゃれなデザインに、黒いインクが沈んだ水のような陰鬱さ。明るい彼女がふと見せる寂しそうな目にどきりとするそんな中学時代を思い出すものです。存在しない記憶をでっち上げています。
第六展示室はレストランを兼ねたショップ。悩みに悩んで黒猫関係のクリアファイルを購入しました。黒猫はなんぼでも手元に置いておきたい。

ここでタイムアップ。そろそろ疲れと空腹が出てまいりました。堀の外側をぐるりと渡ってホテルへ戻ります。夕陽に照らされた岡山城が美しい。夜間はライトアップされるようですが、今回は見られず。

自然のライトアップだと言い聞かせました


道ゆく柴犬のお尻の毛がカットされていないのが良い。東京の柴犬はみなまるくカットされていて、あれはあれで可愛らしいとは思うものの、野生み溢れるけばけばのお尻が好きです。
その後大通りに戻り、しばらく歩いたところで本格的に空腹に。最後に口にしたものは新幹線でつまんだサンドイッチのみ。そういえば岡山駅の近くに美味しいお寿司屋さんがあると聞いたな…と思うも、まだ開店しておらず。
めちゃくちゃ口の中が寿司になってたので、岡山を中心に中国地方に展開している回転寿司屋さんに行きました。

レモンかけていいですか?

とてもおいしかった…ちょっといい感じの回転寿司だったので、普段激安寿司しか食べない並木はニコニコしながら日本酒を飲みました。喜平、美味しい。岡山のお酒だということを知らなかったです。

☆番外兼次回予告 並木、死す!

ホテルに戻った並木。いつものことですが、宿でツイキャスをやりながらリアルタイムに旅の話をするのが好きです。この時も岡山城の話をしながら1時間ほどラジオ配信をしておりました。
そのとき、並木のTwitterのDMに一件の通知。おや…?DMは基本的に開放はしていますが特段やり取りのある人がいないので、誰だろうか…と思ったところでした。目にしたのは見慣れた名前。

旭日亭さくらさん。大笑い一座に所属する俳優さんです。

この旅を通して、どこかでご挨拶する機会があれば…と思っておりましたが、なかなかこちらから声をかけるのも、と思いつつ旅が始まってしまった状態でした。
どうも並木の噴水ツイートを見かけ、もしやと思いDMを送ってくれたのだそうです。ありがたい…
どこかで並木からの東京土産をお渡しできないだろうか?と打診したところ、並木の旅程期間の動きを教えてもらいました。その上で、明日はどちらへ?と言う話になり…

並木「砥石のほうに行こうかなーと思ってます」
さくらさん「レンタカーですか?」
並木「あー、免許は持ってるんですが全然運転してないので、歩いて行こうかなぁと」
さくらさん「……バスないですよ?

そう…邑久から砥石までのバスがないのは把握済み。最悪タクシーを使いながらできるだけ歩こうと並木は考えていました。
元々旅行のたびに1日20kmは軽く歩く人間ですが、正直砥石の山ぶりは聞いていたので心配ではありました。
まあなんとかします〜〜とお伝えした次の瞬間、さくらさんから以下のようなメッセージが。

ご案内しましょうか?車出しますよ

え?
そんな、そんなことをさせてしまっていいんですか?
この時点で、「並木はいまとんでもないことをしているのではないだろうか」という気持ちでいっぱいになり、背中から出るとんでもない汗の処遇に困っていました。緊張が走る。推しであるさくらさんが車を…出してくれる…?乗せてくれるってこと〜〜!?(ちいかわ)
しかし旅先のテンションでおかしくなっている並木の奥の方でもう一人の冷静な並木が泥酔しながら囁きます。この好機を逃してはならぬ。宇喜多の教えもおそらくそうでありましょう。宇喜多システムだとここで乗ってしまうとSA☆TSU☆GA☆Iされるパターンな気もしますが、それは直家さんだけの話だと自分に言い聞かせます。あと泥酔してるならそれは冷静ではないと思う。
ということで、ご厚意に素直に甘える形で、邑久で落ち合うことに決めました。並木はその後、本日二度目の風呂に入った。ホテルのお湯が思った以上に熱くて溶けるかと思った。

次回、岡山第二夜 砥石・乙子ツアー編!

※旭日亭さくらさんと並木のDMについては、実際はもっと勢いとノリが強いパッション型の文章でしたが、noteにまとめるにあたり概要をおさえた上である程度わかりやすく変えています。

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