「今ここ」に乗っかる勇気〜コンセプトを探して《5》
「今を生きる」「今・自分」
が、私の向き合うべき課題だとよ。
これ⇩を読んでくれた人に言われました。
や、そうだね。その通りだね。
息子を憧れて終わりじゃなくて、私はそうなりたいと願っているんだもの、課題だ。
でも、なんかそうやって自分に引き寄せて見てなかったな、切に願ってる割には…。私、そうなればいいじゃんね、それをもっと狙えばいいじゃんね。
そして、
コンセプトは、これに近いんじゃないか？なぜなら「価値＝自分が向き合うべき課題」でもあるから、
とも言ってもらいました。
・ （この前提の上でここから書いて行きます)
今朝も早起きしました。
曇っていたから朝焼けは見られなかったけど、
真っ暗が不思議な青になって、だんだん青が薄くなって、そのうち、端のわずかな晴れ間から朝焼けのような色合いが見えたりしながら、だんだん、まだか、まだ明るくなるのか、というように、空は、白っぽくなって行った。
私はその時間、LivelyTalkのルームを開けて待機していた。
窓の外を見ながら、今日一日の暮らしを思い描き、その次はLivelyTalkの次回ルームを作成しておこうとスマホを手にした… 空をチロチロと見ながら。
スマホを手にすると、目がスマホに行く。
スマホで作業しようとすると、目がスマホに行ったままになる。
ハッとして空を見ると、ほんの少しの時間なのに
空の色がだいぶ変化している。
…見逃した…
私は、その朝の空の移り行く姿が見たい。
また少しスマホを見る
ハッ
…また見逃した…
こりゃいかん
私は、作業するのを、やめた。
この待機の時間、ただ座ってることが待機ではない、と研修で言われている。やれることはいろいろある、と。その通りだと思う。だから、私は何かをやろうとしていた。有意義に過ごしたいのだから。
だけどその、何かをやらなければ…という意識を、少しの勇気を振り絞って放棄した。
私今、空を見たいんだもん。
今だよ。今やりたいんだよ。
これが今、私のやりたいこと。私が大切にしたいこと。私が大切にしたい時間。
だから、もう、ボーッと眺めた。
何もせず。
何も？ 眺めることだけをした。
もう、なんか、堪らなかった。
放棄した瞬間から、とても豊かになった。
もし、LivelyTalkを開いていないとしたら、ただの早起きだったとしたら、私は最初から、ただボーッと眺めていたのかな？そうかもしれないし、せっかく早く起きたんだから何かやらなきゃ…となっていたかな？
どちらにしても、明らかな「べき」が私の目を曇らせる。
そして、「べき」を棄て去った瞬間にこんなに豊かになるのだ。0と100の違いである。
「べき」を棄てることは、「今・自分」に思い切って乗っかることだった。
安全なボートに乗りオールを漕いでいた私が、水面にずっと探していたものが漂っているのをふと目にし、咄嗟にオールを棄てて海に飛び込むような…それを取って抱きしめて、この上なく喜んでいるような、そんな感覚だった。
その後のことなんて、その前のことなんて、瞬間見えなくなる。
それでいい、って、今日体験しました。
こういうことを、積み重ねて行きたいって、思います。
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ワニなみ、という名でホストをしています。
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