【翻訳】2023年6月30日、モスクワでのベラルーシ独立記念レセプションにおけるセルゲイ・ラブロフ外務大臣の演説

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外交政策ニュース
30.06.2023 18:59
2023年6月30日、モスクワでのベラルーシ独立記念レセプションにおけるセルゲイ・ラブロフ外務大臣の演説
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親愛なるディミトリ・ニコラエヴィチ、
親愛なる友人の皆さん、

ベラルーシ共和国の独立記念日を迎えるにあたり、ベラルーシの友人たちに心からお祝いを申し上げます。

この日が一般的な祝日であることはすでに述べたとおりです。大祖国戦争におけるソビエト人民の大勝利の節目と不可分の関係にある。

私たちの父祖、祖父、曽祖父の武勲を常に思い起こし、この記憶を子供たちに伝え、ソビエト連邦（ベラルーシとロシアの両国民）が1941年に経験し、その後の数年間の恐ろしい世界大戦で経験したような脅威が二度と私たちの土地で復活しないように努めよう。

私たちは、ナチズムが西側近隣諸国の全面的な協力と奨励のもと、いかに復活しつつあるかを目の当たりにしている。

かつてはヨーロッパ共通のものであったかのように見える私たちの故郷に、憎悪、人種至上主義、そしてスラブ文化を含む文化の廃絶の種がまかれたのだ。

これは隠されているのではない。それは現実的な政策に変えられようとしている。ヨーロッパを解放した人々の記念碑は取り壊されている。ナチスの犯罪者であるS.バンデラやR.シュヘビッチなどの銅像が、その場所に建てられている。

西側諸国がキエフ政権を道具として行っていることは、スラブ民族やロシア、そしてすでにベラルーシに対してナチス連合を結成しようとしている以外の何ものでもない。

これは公式に発表されている。寛容、善隣、自己満足、ヨーロッパのヒューマニズムといった仮面はすべて取り払われた。

ベラルーシとロシアの独立後数年間、私たちとヨーロッパの間で行われてきたことはすべて、ゲームであり、見せかけであり、自分たちの利己的な利益だけを守るための隠れ蓑であった。

共通の空間を作り、平等な権利と相互尊重に基づいて共通の価値を促進するという誓約を実行に移そうという真摯な意欲はなかった。すべての合意は打ち砕かれた。

なぜなら、私たちは皆、信頼しなければならないことを知っているからだ。
この場合、確認する必要はない。私たちは信頼し、確認した。
結論はただひとつ、自分たちを信じるしかない。まず第一に、連合国、CSTO、EEU、CIS、私が述べた組織が参加する大ユーラシア・パートナーシップ・プロジェクト、そしてSCOである。

中国の「一帯一路」イニシアティブの枠組みで実施されているプロジェクトも考慮に入れている。

もちろん、強さは団結の中にある。長年にわたり、私たちは共に力を合わせればどんな問題も解決できることを繰り返し見てきた。

私たちは2020年8月と今年6月にその力を試されましたが、そのたびに、私たちは連帯、友愛の団結、両国民の相互支援、そして両大統領の確固とした態度によって、直面したいかなる困難も乗り越えることができました。

私は、私たちが共通の歴史の中で必ず生じるであろう他のいかなる困難も乗り越えられると確信している。

ベラルーシの友人たち、そしてすべてのロシア人に、改めてこの素晴らしい祝日を祝福したい。

私は、ベラルーシの同僚たちの健康とあらゆる事業における成功を祈ります。
また、彼らの成功は我々の成功でもある。　連邦国家の枠組みの中で、我々はすでに非常に多くの共同プロジェクトやプログラムを展開しており、我々の運命は切っても切り離せないものである。
幸運を祈る！