見出し画像

人脈って、いつの間にかひろがっているもの?

 「営業」や「人脈」について悩んでる人って多いと思います。自分も若い時は、それがすごく不安で苦手意識あったし、今も悩んでいます。
 それについて経験してきたことや思うことを何回かに分けて書いてみます。ぜひ、みなさまの経験や意見も聞かせてくださいね!

  まずは、「人脈」から。

 20代、30代の頃、喉から手がでるほど欲しかった「人脈」。
 その時働いていた、社員10人ほどの小さな会社では、人間関係はマンネリ。建築の技術も、その他のスキルも、もっと外の世界から吸収したいと思っていました。自己啓発本を読んだり、勉強会を調べたりしたけど、なんだかピンとこず、悶々とする日々。顔が広くあちこちに知り合いがいる人を、うらやましく眺めていました。

 けれど、今は40代になり、意識しなくても仕事でつながる人がどんどん増えています。何が変わったのでしょう?

 ひとつは、SNSなどで、
「自分はこう思う。こういうことしたい。」
と発信するようになったこと。
 それに共感する人や興味ある人が、近寄ってくれるようになりました。

 もう1つは、仕事で、自分で責任持って、これはこうだ!と言えるようになったこと。
 会社員の頃は、仕事は、会社をとおしてやってきました。お客さんは、会社(社長)を信頼して、仕事をくれます。お客さんと話していても、お客さんは私と話しているのではなく、社長の代理と話している感覚だったと思います。だって、最終責任、最終決定権は社長にあるのだから。
 でも今は、ナミ構造設計の私に仕事が来ているのがわかります。はじめは責任の重さにつぶされそうになったけど、その分、お客さんに信頼されている喜びは大きいです。
 建築や構造についても、技術的な相談をされることが多くなりました。

 会社員であっても、自分の「顔」と責任で仕事している人であれば、会社ではなく直にその人に仕事が行くのだと思います。

 考えてみれば、相手の方からしたら、何がしたいのか、何ができるのかわからない人とは、付き合いようがないですよね。特に仕事では、「自分はこうだ」と発信して初めて人と付き合えるのかもしれません。

 だから、今、若い時の自分に声をかけるとしたら、
人脈がないからといって、そんなにあせったり、悔しがらなくてよい
 ということ。
目の前のことを頑張って自信をつけていくうちに、いろんな人と付き合えるようになるよ
 ということ。

 また、人間関係は鏡、と言いますが、自分が素直に明るくふるまっていれば、そういう人に会えるし、逆もまた然り。ということも大いにありますよね。

 みなさまは、どのようにして人脈広がってきましたか?
 ぜひ教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?