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友人の言葉|どうかたくさんあるできることを誇ってほしい

あなたは「自分にはできないことがたくさんある」「助けてくれる周りの友人に恵まれているんだ」とよく言うけれど
どうかたくさんあるできることを誇ってください。
あなたを助けてくれる周りの人たちはきっと、
あなたのできることに救われてきた人たちだと思うから。

友人夫婦の妻から夫へ贈られた言葉

◎妻から夫へのサプライズメッセージ

つい先日、友人の結婚式へ行きました。
それはもうおめでたくて、感動して、ずっと泣きそうで、
なんとかこんとか涙を堪えきった結婚式。

尊くて、美しくて、この気持ちはなんだろうの時間を紡ぎ出してくれた
そんな大事な友人の結婚式での言葉。

互いにサプライズ好きで、相手に笑顔を贈るためには
手段を厭わないほどの愛に溢れたご夫婦なのですが、
この夫へ贈られた言葉が、まあ刺さった。グッときた。


どうかたくさんあるできることを誇ってほしい
素敵なメッセージすぎませんか?


ちなみにこの友人とは新郎の方で、
社会人になってからの採用同期で、ひとつ年上。
今年、付き合い8年目になる異性の友人。
数年前からは、友人と友人の友人、わたしの3人でよく遊んでいて
のちにその『友人の友人』はわたしの夫になる。
そう、つまり、
わたしたち夫婦が結婚するきっかけをつくってくれた彼。

足を向けては眠れない、頭が上がらない、
いろいろ敬う表現があるけれど、すべて当てはまるのに
すべてしようと思えない、そんな同じ目線の高さにいてくれる彼。

本当に心根の優しい素敵な男なのです。

そんな彼へ贈られた愛の詰まった言葉は、
わたしの心にも確かに刺さり、込み上げるものがありました。

◎謙虚さをもって自分を愛すること


この友人の最大のよさであり強みは、人を頼れること。

「こんなことがしたいんだけどやり方知ってる?」
「今度これを組み立てるから一緒にやってほしいんだ」

よく質問されたり、一緒に調べたり、
試行錯誤しながら作業したり、説明書を読んだり、
時にはできる人を紹介したり。

年上だけれど、そんなこと関係なく、
なんでも聞いてくるし、なんでも手伝わされるし、
足として使われることもあるし、
もう本当によく頼られる。そしてそれが心地よい。

なんでも1人で頑張ろうとしてつらくなってしまう自分にとって
羨ましくも憧れる、そんな相手でもありました。

そんな友人、口癖があって、

「〇〇は本当にすごいなあ、俺はできないから」
「〇〇に聞いてよかった!俺は全然知識がないから」

何か手伝ってもらうと、必ずこう言って感謝してくれるんですね。

謙虚で素敵なことだと思っていたし、今も思っているし、
できないことを認めて人に伝えられるなんてすごいことだと思っていて
甘え上手だな、世渡り上手だな、なんて思っていたりもして。

それがまた羨ましいところなんだけれど、
そう感じていたところへ、奥さんからの言葉です。
たしかな愛を感じて、その愛の深さに感服しました。
本当に相手を大切に想っているからこそ紡げる言葉ですよね


謙虚であることが美徳とされる文化、ありますよね?
日本特有なのか、時代なのか、そういうものなのかわかりませんが
決して驕らず、謙虚であれ。
そんな考え方に忠実に生きていくと、
時として自信を失ってしまうこともあるなと思っていて。
わたしもそんな渦の中で少しずつ自信を失ってしまった1人です。

だからこそ、
謙虚さをもちつつも、心の中にはたしかな自信をもち、
自分を愛することの大切さに気付かされた瞬間でした。


人が人へ贈れる最も高尚な贈りものは言葉なのかもしれない。
そんなことを考えた結婚式でした💍




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