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スマホのカメラが壊れた話【思いもよらない弊害が・・】

「スマホを落としたら故障しちゃった・・」

世界中では、毎日多くのスマホが地面に落下していることでしょう。


ぼく自身、今月に入ってスマホを落としてしまいました

結果として、カメラが正常に起動しなくなり、撮影(写真・動画どちらとも)ができなくなりました。


「デジカメあるしカメラ機能は使えなくてもいいか」

ぼくは、このように甘く考えていたのです。


この記事では、スマホのカメラが壊れたときの体験談を伝えます。

スマホを大切にする人が増えることを願って。


ウキウキで旅行に出かけて

まずは、ぼくの自己紹介をさせてください。

現在、うつ病で病気休暇中の公務員です。


うつ病にはなりましたが、今はかなり回復してきており、旅行にも何度か出かけています。

実際に、今月(11月初旬)は富山県に旅行に行きました。


秋の富山県といえば、黒部峡谷の紅葉が有名ですね。

黒部にはトロッコ電車温泉(宇奈月温泉)もあるので、毎年多くの観光客が訪れます。

ぼくも、紅葉やトロッコ電車、温泉を楽しみにしてたので、ウキウキで旅行に出かけました。
(はじめての黒部旅行です)


国宝という誘惑

ちなみに、黒部峡谷のトロッコ電車のチケットは、オンライン上から事前に予約ができます。

ぼくたち(妻と2人で行きました)は、お昼出発のチケットを予約していたので、富山県外から間に合うように自家用車で朝早くに出発しました。


しかし、途中で全く予定していなかった瑞龍寺に立ち寄ったのです。
(瑞龍寺は富山県高岡市にある国宝指定のお寺です)


「国宝!国宝だって!!」


とりあえず「国宝」というワードに弱い2人なので、吸い込まれるように参拝に行きました。

というわけで、予定になかったお寺参拝でしたが、素晴らしいお寺(さすが国宝)だったので「行ってよかったね」と妻と満足していました。


しかし、満足していたのも束の間でした。


「ちょっと急がないとマズイかも」
「トロッコ電車に遅れる」


参拝がおわってから、事の重大さに気づいた2人。

急いで黒部に向かいました。


観光客であふれる黒部に焦る

とはいっても、黒部峡谷鉄道宇奈月駅(トロッコ電車始発駅)の目の前には、普通車が350台も収容できる駐車場があります。

ですので問題なく駐車できれば、チケットを購入して改札に並ぶには、まだまだ十分な時間がありました。

平日でしたので、ぼくは「まだ空いてるはず」と思っていました。


しかし・・


そうです、駐車場は満車でした・・


しかも車内から駅をのぞくと、チケット売り場と改札前にすでに渋滞が発生しています。

駅周辺も多くの観光客であふれています。


「黒部やばい!」
「黒部舐めてた!」


ぶっちゃけ、黒部がこれほど人気があるとは知りませんでした。

はじめての黒部旅行に圧倒されている2人、しかし放心している時間もありません。


係員から数百メートル離れた別の駐車場を案内されたので、急いで向かいました。


こぼれ落ちたスマホ

離れた駐車場から宇奈月駅までは数百メートルあります。

先ほどの渋滞をみてしまったからには、走らずにはいられません。


「急ごう」


妻と2人で小走りで駅に向かいます。


その時でした。

ぼくのジャンパーの右ポケットに入れていたスマホがこぼれ落ちて、アスファルトの地面に落下してしまいました。


「あ、落ちちゃった」


意外に思うかもしれませんが、その時のぼくは冷静でした。

なぜなら、これまでにスマホを落としても壊れた経験がなかったからです。

スマホカバーも取り付けてあるので、いつも通り大丈夫だろうと思っていたのです。

というわけで、落ちたスマホの心配はせずに駅に走り出しました。


最終的には急いだ甲斐もあって、無事にチケットを購入できて、改札にも間に合いました。


カメラを起動するとブラックアウト

改札をおえて指定されている車両に乗り込みました。

出発までに数分だけ時間があったので、ぼくはトロッコ電車の写真を撮影しようとスマホのカメラを起動させたのです。


ここで、スマホの異常にようやく気づきました。

カメラを起動しても画面が真っ暗なのです。

そして、しばらくすると強制的にカメラアプリが終了してしまいます。


「さっき落としたのが原因だな・・」


一瞬で理解したぼくは妻にも報告。


「えええ!最悪だね」
「今日の占い最下位だったしね」


ぼくは占いは信じない人間ですが、今回ばかりは最下位を恨みました。

黒部峡谷の紅葉を楽しみにしていた矢先のトラブルに、テンションが下がったのは言うまでもありません。


しかし、時間が経つにつれてメンタルは回復していきました。


「デジカメも持っているし、スマホのカメラは使えなくてもいっか!」


ぼくは、トロッコ電車からの秋景色へ心を切り替えました。




黒部峡谷トロッコ電車からの絶景
トロッコ電車からの風景(湖面橋)




色彩豊かな黒部峡谷の紅葉、エメラルドに輝く黒部川


「来てよかったね」

妻と一緒に頷きました。


後日、思いもよらない弊害が・・

スマホのカメラが壊れてしまうトラブルはありましたが、妻との旅行は良い思い出となりました。

しかし後日、思わぬ弊害に気づいたのです。


それは、

店頭に設置してあるQRコードを読み取るPayPay支払いができない」ことでした。

街のお店では、「バーコードを提示してお店がスキャンする方法」と「ご自身でお店に設置してあるQRコードを読み取る方法」の2つの支払い方法があります。

PayPay公式HP

↑ちなみに、PayPayでは2種類の支払い方法があります。


今回の弊害は、スマホのカメラ機能が壊れてしまい、QRコードを読み取ることができなくなってしまったことです。


盲点でした・・

よくよく考えれば、写真撮影とQRコードを読み取ることは「レンズで写す」という意味では一緒です。

カメラが壊れてしまったら、当然QRコードを読み取ることもできません。

お店でPayPay支払いを試すまで、ぼくはそのことに全く気づかなかったのです。


対応策として、

「スマホのバーコードをお店にスキャンしてもらえばいいじゃん?」

そう考える人もいるでしょう。


しかし、全ての店舗が必ずしもバーコードをスキャンできわけではありません

店頭のQRコード読み取りのみ対応している店舗も存在しています。

実際に、ぼくがQRコードの読み取りができなかった店舗では、バーコードのスキャンに対応していなかったため、現金で支払うことになりました。


ぼくは、できるだけ現金は使いたくないタイプなので、今後PayPayで支払えない状況が増えると困りますね。。。
(現金かPayPayだけってお店、意外と多いですからね)


ちなみに、今回の問題はPayPay支払いにかぎった話ではありません。

PayPay以外にも、日常生活ではQRコードを読み取る機会は多いです。


例えば、ポスターやチラシからQRコードを読み取んで専用のページに移動することは、現代人にとっては欠かせない機能です。

QRコードに慣れてしまうと、スマホにURLのアドレスを打ち込むのはわずらわしいです。


こちらも痛い弊害です。。。


スマホは大切にしよう

スマホは精密機械です。

「これぐらい大丈夫だろう」と甘くみていると、突然壊れてしまいます。


ここまで読んでくれた人には、ぼくと一緒な目にあってほしくありません。

今からでも遅くありません、スマホのことを大切にしてあげてください。


しかし不便だなー

気分転換を兼ねて新しいスマホ買おうかな・・