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L.L.ビーンのトートバッグ

雑誌の定番アイテム特集などでは常連のL.L.ビーンのトートバッグ。

便利なカバンがたくさん世に溢れるこのご時世、重いしハンドルの長さは中途半端だし仕切りはないし、決して使いやすいとは言えないと思うんですけど、このガシッとした目の荒いキャンバス、無骨な「道具」感、ポイポイ荷物を入れて適当に扱えるラフさはやはり唯一無二の魅力です。

何ていってももともと氷を運んでたくらいですから(というビーントートおなじみのこすられすぎエピソード)、丈夫すぎてなかなかヘタらないので経年変化も十分楽しめます。スタイリスト北村勝彦さん愛用のものがド迫力で有名ですね。興味がある人は検索してみて調べてみてください。

私のものも10年くらいたちますが、持ち手がすれてきていい感じ。たまに洗ってあげるとコワゴワッとなるのもよいですよね。そんなに出番が多いわけではないですが、コインランドリーで洗う洋服を詰めたり、ジムで着替えるためのウェアを入れたり、実家に帰るにあたり着替えをまとめたりと、なんだかんだヘビーに使っています。

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ただ、良くも悪くも存在感があるバッグなので、ややもすればちょっとコスプレぽく見えることもあるというか、キャラクターがついちゃうこともあるのが懸念点ではあります。場合によっては変にオーガニックなノリに見えたりするんですよね。例えばこのイラストの彼も無駄にいい人に見えませんか?ボーダーを着ているせいでもあるんですが。

それ以外にもこのトートを持って紺ブレ着てたりローファー履いてたりすると、もうもろアイビーな感じがして、それはそれでちょっと気恥ずかしくなっちゃったりもします。

まあそれだけヘビーデューティーなアメリカンカジュアルを象徴する存在として、このバッグが有名であるってことですね。

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