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【ギター】ストラトキャスター風ギターが欲しい!
ちょっとお久しぶりの「ストラトキャスターが欲しい!」企画です。
今回は4回目ですが、毎回読み切りなので、ギターに興味がある方はぜひ暇つぶしに読んでいってくださいね。
↓ご興味ありましたら過去回もどうぞ↓
今回はちょっと趣向を変えて、ストラトキャスター風のモデルでめちゃくちゃ気になっているモデルが見つかったのでご紹介します。
「ストラトキャスター"風"のモデル」とわざわざ言うのには理由がありまして、今回紹介するギターは「ストラトキャスター」を商標登録しているFender社の商品ではないからです。
各社から一見ストラトキャスターのように見えるモデルがたくさん発売されていますが、Fender社製品以外のものは、実際はストラトキャスターではなく、「STタイプ」などと呼ばれる別商品となります。
カップラーメンの中でも「カップヌードル」は日清製のものだけが名乗れたり、ラップの中でも「サランラップ」は旭化成製のものだけが名乗れるのと同じように、「ストラトキャスター」と名乗れるのはFender製のものだけというわけですね。(例えに酔っているな?)
というわけで今回紹介するFender製ではない「ストラトキャスター風モデル」はこちら!ドン!
※後日売り切れてリンク切れてたらごめんなさい。
今回ご紹介するのは「Vanzandt(ヴァンザント)」というメーカーのストラトキャスター風モデル「STV-R1 Less Pressure」。本家ストラトが誕生した1954年のモデルを意識した仕様になっているようです。
Vanzandtというメーカー自体はアメリカでピックアップを製造しているメーカーで、そのピックアップを使用したギターを日本の「PGM」というギター工場が製造しています。"国産海外ブランド"とでも言ったらいいでしょうか。
サウンドの要であるピックアップ*はアメリカンスピリッツで作られたヴィンテージサウンド、仕上がりは安心の日本クオリティ。高級ギターのみに施される塗装「ラッカー加工」が採用され、「アッシュボディ」「メイプル1Pネック**」など、1954年仕様の重要な特徴を再現しており、ここまでこだわった仕様の製品は本家のレギュラーラインにはありません。スペック厨大歓喜!
しかも安いんです。いや、安くはないんですが、輸入ギターを中心に価格高騰が悩ましい昨今、この上ないスペックのものを適正価格で提供してくれています。コスパ厨大歓喜!大歓喜!
本家Fenderに同じような仕様で作らせたら2倍、下手したら3倍くらいの値段が付いちゃうんじゃないかってくらい、値段に対してのスペックが半端なく高いです。(正直、木材のグレードがどこまでのものか、とかまではわかりませんが)
モデル名にある「Less Pressureレス・プレッシャー」はピックアップの仕様のことのようで、ワイヤーをゆるめに巻くことでピッキングのニュアンスへの反応が良くなりエアー感が増すとのこと。そう言われたらきっとそんな気分になって弾くことでしょう!(弾いたことがないので適当なことしか言えない)
こんなに安くてハイスペックなストラト風モデルがあるんなら高い金払ってFenderのストラト買う必要ないじゃん!と思ってもおかしくないこの内容。このギターの唯一の弱点は「Fender社のストラトキャスターでは無いこと」かもしれませんね。
新しいストラトを買う覚悟を決めた日には、このVanzandtのモデルも絶対試奏しようと思っています。
ナ〆ナナメ
*ピックアップ:弦の振動を電気信号に変える装置
**メイプル1Pネック:通常ネックと指板はそれぞれ別の木を貼り合わせて作るところ、54年の製造方法に準じてネックから指板まで1本の木材で作られている。
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