見出し画像

アルパカとわたしのこと 「出会いは一枚の写真から」

はじめに

はじめまして。アルパカのイラスト雑貨を製作しているsunokko design(スノッコデザイン)のなめみそです。
アルパカの雑貨は2010年から作りはじめました。アルパカだけの雑貨は珍しいので、よく人から「どうしてアルパカなの?」と聞かれます。そしてアルパカ雑貨だけをずっと作り続けているので「どうしてそんなに好きなの?」とも聞かれます。今日はアルパカとの出会いと、どうしてそんなに好きになったのかをお話ししたいと思います。
(注:プロフィール記事にしている「アルパカなわたしのこと。」と話が重複しております)

出会いは1枚の写真

2004年。
小学生からの幼なじみがこの年にニュージーランドへワーキングホリデーに行っていた。その頃の携帯はガラケーだったので海外とのやりとりはそんなに頻繁ではなくパソコンのEメールでしており、ある日幼なじみから「農業祭に行ってきたんだけど、変な動物いた」的な内容と写真が添付されていた。
それがこの写真だ。

初めて見るこの動物にPCの画面の前でくぎづけになったのを覚えている。そして思った。

なんなんだろう、この変な動物は。
もこもこしていて、首長いし、足短いし。
犬でもないし羊でもないし馬でもないし。
茶色の変なのに至っては、歩いてる足ピーンてしているし短いし。
くつわをしている口元とかやばい。
顔の表情、それどういう感情?

ツッコミどころ満載である。
可愛いとかそういうんじゃなくて、変なフォルムに心を鷲掴みにされた。
もともとシュールなものが大好物で、そのあたりの好きなものを幼なじみと普段から共有していたことで(日本にいるあいつ、これ好きそうだな)と思って送ってきてくれたのだった。幼なじみもこの変な生き物の変さを共有したかったのだ。

この動物はアルパカという。幼なじみが教えてくれた。
この変な動物のことがもっと知りたい。ニュージーランドに生息している動物なのかな?日本にはいないのかな?
PCでネット検索してみても「日本 アルパカ」はヒットしない。
会えないのか、この変な動物には。

会えないとなると俄然興味が湧いてくる。
そこからこの未知の動物「アルパカ」の虜となってしまった。
たとえばもし、このスマホ一つで画像はもちろん動画、海外の情報がたくさん仕入れられる今アルパカと出会っていたら、そりゃあ好きになっていただろうけどここまで好きにならなかったはずだ。

PCで検索しても毎度お馴染みのアルパカの画像しか出てこないあの虚しさ。
他の誰かに語っても「アルパカ?知らないね」で会話が終了する虚しさ。
その虚しさが「すこしづつ情報を集めアルパカに詳しくなりたい」という強い気持ちを育てたのだと思う。

こうして一人でただ密かにアルパカを愛していく日々がスタートした。

つづく


次回「情報不足の中でアルパカを愛でる生活」です。お楽しみに。

このマガジンはアルパカのことやアルパカとわたしのことを綴っていくエッセイです。
続けられるようにがんばります。(もっと読んでみたいぞという方はいいね!の応援お願いします〜)

読んでいただきありがとうございます。サポートをいただいた際には、より良いアルパカ雑貨を作るためアルパカに会いにいく旅費に充てさせていただきます。