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【キリストの血縁考察🩸】宇随天元は「聖なる性儀式」のシンボル🌹彼に隠された秘密のメッセージとは❓

こんにちは、名も無き羊飼いですᏊ˙ꈊ˙Ꮚ
段々暖かくなってきました。もう恋の季節・春ですね🌸

「ダ・ヴィンチ・コード」考察からは途中ちょっと脇道逸れますが、とても関わりがあるので今日は遊郭編の主役・宇随天元について書こうと思います。

【⚠️免責事項とご注意⚠️】
今回結構かなり性的な内容になるので、苦手な方はスクロールせずにブラウザを閉じてください_(._.)_

鬼滅の刃の見方が大きく変わる可能性があります⚠️
また、ダン・ブラウン原作「ダ・ヴィンチ・コード」のネタバレもありますので、ご注意ください。

自分の中にあるイメージを大切にされたい方は、スクロールせず今すぐにこちらのページを閉じてください。

お読みになってから「原作のイメージが壊れた」、「好きなキャラクターの印象が悪くなった💔」等の苦情は一切受け付けません。
大変恐縮ではございますが、何でも許せる方のみご自身の責任で読んでくださいませ
🙇

「子孫に血を継ぐ・繋ぐ」ことのシンボルとしての宇随天元🩸

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前回の考察でサラッと触れましたが、宇随天元は「最後の晩餐」のキリストの血を「子孫に繋ぐ」というテーマが作中で前面に出されている特殊なキャラクターだと思います🩸🌹

妓夫太郎に向かって炭治郎たちを「俺の継子だ!」と言っていますし、とにかく「繋ぐ」ことに注力しています。

繰り返しになりますが、実際に宇随は平和な世界になってから、子宝に恵まれています。そして、彼の別の顔としてギリシャ神話では子沢山のゼウス、そして日本神話では天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)です。

一夫多妻制も世界の多くの国で採用されていた世継ぎを残すための策であると過去の歴史が教えてくれます(近年は事情が違いますが)。

水天宮(suitengu)の綴り替え暗号・アナグラム
宇随天元(uzuitengen)⛩✨

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天之御中主神といえば神社・水天宮でお祀りされている神様です。神社・水天でお祀りされている神様です。

宇随天元という文字をローマ字にし、「ダ・ヴィンチ・コード」で使われている綴り替え暗号(アナグラム)で解読すると、水天宮(suitengu)は宇随天元(uzuitengen)になります⛩✨

ED「朝が来る」のPVで赤ちゃん抱いた女性が鏡の中(?)に現れますし、子授けと言ったら水天宮ですよね🤱⛩

実はこの宇随天元一家、実はとてもすごい秘密の暗号が隠されています👁👁

宇随天元・雛鶴・まきを・須磨のローマ字を並べ替えると「ヒエロス・ガモス」「聖なる婚姻」

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さてさて、暗号解読のお時間です⏰
サブタイトルにあります宇随一家のお名前をいつも通りアナグラムで解読をしていきます🖋
この一家にはどんなテーマが隠されているのでしょうか🔍✨✨

・宇随天元( uzuitengen )
・雛鶴 ( hinazuru )
・まきを( makiwo )
・須磨 ( suma )

👆これらローマ字をバラバラにし、綴り直しをしてキーワードを炙り出していきます👀

・hierosu gamosu  →ヒエロス・ガモス 
・seinaru konin   →聖なる婚姻
・kongou satta   →金剛薩埵
・niruha na    →ニルバーナ(涅槃)

でましたー🎉🎊✨
簡単に思いつくものだけピックアップしてみましたが、結構重要なキーワードが出ました👏✨✨

これらは全て「神や仏と繋がるための聖なる性儀式」と関連するキーワードです。

詳しく見てみましょう🏃‍♂️💨

ヒエロス・ガモス:「聖なる婚姻」古代の世界各地で行われていた豊穣を祈願する神聖な性儀式

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「ヒエロス・ガモス」とは、「聖なる婚姻」を示す言葉で、古代ギリシャ語が起源の象徴的な意味を持つ古代の性儀式です。

私は専門家ではないのでザックリ書きますが、王や宗教の指導者が神殿娼婦と言われる巫女や女祭司と行う儀式であり、男性が男神、女性が女神を務めたそうです。

この儀式は、地母神などの「母なる神」を軸とした女神崇拝の多くの国で行われた歴史があり、国の繁栄・豊穣を祈願してのものでした🌱🌱

現在の一般的な「性sex」のエロティシズムのイメージとは全くかけ離れた「神聖な儀式としての性」であることが重要な点です💡

金剛薩埵:チベット密教「性ヨガ」で召喚する最高位の根本仏

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宇随天元が金剛薩埵であることについては、以前「鋼鐵塚蛍はチベット密教の毘盧舎那如来」という考察をした時に『【追記:遊郭編チベット考察】宇随天元はチベット密教の根本仏「金剛薩埵」』で少し触れました。

「金剛薩埵」の復習💡
・金剛薩埵の「金剛」はダイヤモンド。
・金剛のように堅固な菩薩心を持つ仏様。
・そして法具に音が鳴る鈴を持っていらっしゃる

チベット密教で最も崇拝されている根本仏であり、金剛石(ダイヤモンド)を神飾りにつけている宇随さん。

以前「沼鬼・番外編」でまとめたのですが、そちらから抜粋しますと

このチベット密教では古代インドをルーツとした「性ヨガ」というものがあり、仏を召喚するために天体の運行を模す形態で一人の男尊(金剛薩埵の変化神)と複数の女尊(ダーキニー又はヨーギニー)が結合する儀式があります🪐🌌

チベットの性ヨガは「男性が女性の生命エネルギーを得る」ためであり、「悟りの境地への到達(オーガズムによる「空性=頭の中が空白になる瞬間」の体験)」には女性が不可欠であるという考えが根底にあるそうです。

端的に説明するとチベット密教のタントリズムにおいては、仏への道には女性が不可欠なのだそうです🙏🌹

※尚、「沼鬼・番外編」は現代倫理的にもかなり破壊力のある内容なので、「決済ができる年齢と勇気のある人のみ」いう意味も含めて大変恐縮ではありますが有料記事にさせていただいております。

※全てのチベット密教が性ヨガを実践しているわけではありません。禁欲的な宗派も存在します。

「ダ・ヴィンチ・コード」でニルヴァーナ(涅槃)は「オーガズム=男性が神を見る瞬間」

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👆「聖杯」のシンボルが浮かびあがる蝶🦋

ニルヴァーナ(涅槃)は仏教用語で様々な迷い・煩悩から解放され、輪廻からの解脱、悟りの境地にしたことを指します。

「ダ・ヴィンチ・コード」ではニルヴァーナ(涅槃)は「聖なる性儀式」によって男性にもたらされる神聖なものと書かれています。

ニルヴァーナ(涅槃)は男性が絶頂を迎えた瞬間に訪れる「つかの間の思考の空白に神の姿を垣間見れる」という生物学的には男性のオーガズムを指しているものでした。

チベット密教では悟りの境地に至るには性ヨガは必要なものとされる文献も実際に残っているそうです。西洋~シュメールあたりの古代に行われた「聖なる性儀式」では、実際に男性のオーガズムで神が見れるのかまでは調べきれていないのですが、ウィッカあたりには残っているのかなーと思っています。

チベットの「性ヨガ」も元々古代インドからの伝来ですし、古代インドには愛欲を目的としない性愛論書が存在します📚

遊郭編クライマックス時にインド風音楽が流れていたのは「ニルヴァーナ(涅槃)」を強調するものかと思います🎶

「どうして宇随さん金剛薩埵?」と思っていたのですが、「ダ・ヴィンチ・コード」のニルヴァーナにまとめるためだったようです💡

宇随天元・雛鶴・まきを・須磨に堕姫(daki)・梅(ume)を加えると「キリストの血脈」の秘密のメッセージが浮かび上がる🖋🔥

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先ほどの宇随天元・雛鶴・まきを・須磨のローマ字に、今度は「マグダラのマリア」である「堕姫(daki)・梅(ume)」を加えてみます。すると遊郭編とキリストの血に隠されたメッセージが浮かび上がってきます✉✨

magudara no maria iesu tono seinaru kowo umu.
(マグダラのマリア イエスとの 聖なる子を産む)
namae ha sara. 
(名前はサラ)
"sanguriaru" ha  "rosurin" ni aru.
(「サングリアル(=聖杯)」は「ロスリン」にある)

最後のサングリアル(聖杯)は英語の sangrealであり、「ダ・ヴィンチ・コード」内では

Sangreal(聖杯)🍷
= Sang Real (王家の血)👑🩸

となっています。

「ロスリン」とは、イギリス・エジンバラにあるロスリン教会のことで、そこに聖杯である「マグダラのマリアの棺」があるとされています🌹

宇随さんは神様であり仏様であり、聖人アンドレアでありながら、この世界線での役割は煉獄杏寿郎(キリスト)の最強のメッセンジャーだったようです
💌

アニメオリジナルで雛鶴の花びらを手に取っていた宇随🌸「花びら」は多分「女性器」の暗喩🌹

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「ダ・ヴィンチ・コード」内で聖杯研究の第一人者リー・ティービングが「薔薇の花は女性器に似ている」と言っていました。

遊郭編でアニメオリジナルの部分で先祖と兄弟の墓の前で、宇随天元が3人の嫁たちと一緒に食事をするシーンがあります。そこで桜の花びらが雛鶴に落ち、それを宇随がとっていました🌸

あまり知られていませんが桜はバラ科の植物です🌹

これは全くもって私の想像ですが、この桜の花びらは「女性器」を表しているのだと思います。

この落ちてきたこの桜(薔薇)の花びらが「血を繋ぐ」という意味で使われているのであれば、もしかして宇随天元の子孫である宇随天満の曾祖母は雛鶴なのでは❓と思っています👀💡

梅もバラ科🌹宇随天元は目に「五弁の薔薇(マグダラのマリア)」をあしらっている🌸

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宇随天元のアイメイクは、よく言われている菅原道真公と縁のある梅鉢紋に見えますね👀

ですが、この世界線ではおそらく「五弁の薔薇」です🌹
梅も桜と同じくバラ科の植物🌸

「五弁の薔薇」はシオン修道会の守る「マグダラのマリア」
=「聖杯(王家の血)」の象徴です👑

梅=梅鉢紋=五弁の薔薇=マグダラのマリア

遊郭編OPで宇随は王様みたいな構図で登場しますね👑✨✨
去年youtubeで流行していたKanariaさんの「KING」という曲のオマージュでしょうか💡

目に「薔薇の花」をつけているあたり、宇随さんからは強烈な女性崇拝のメッセージを感じます🌹

ちなみに、「ダ・ヴィンチ・コード(映画)」には髪の乱れた宇随さんにそっくりな恰好のテンプル騎士団が出てきますよ😆❤

このテンプル騎士団はキリストの血脈を証明する、マグダラのマリアの棺を守っていました⚔🏰

「鬼滅祭」のキービジュアルの煉獄杏寿郎の羽織にも「五弁の薔薇🌹」

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👆「唐花」のベースの一つ「アカンサス」の花🍃「藤の花」のよう。

宇随さんからは離れますが、「鬼滅祭」のキービジュアルで煉獄杏寿郎が白地に金の「唐花」と呼ばれる模様をあしらった羽織を羽織っています。

「唐花」は現実にある植物ではなく、「牡丹」、「蓮華」、そしてローマに原型を持つアカンサスの葉を元に考えられた「パルメット文様」合成の花だそうです🌸

「ダ・ヴィンチ・コード」軸で言いますと、ローマと言えば現地で信仰されていた「太陽神ソル」と「キリスト教」を習合させた象徴でもあります。
ローマはキリスト教の礎とも言うべき最重要都市です。

「唐花」そのもののモチーフに戻りますが、「キリストの妻・マグダラのマリア」の象徴「五弁の薔薇🌹」にそっくりだったり🌸✨✨

牡丹柄の着物を着たマグダラのマリア・禰豆子を指しているのでしょうか❓
それとも違う意味があるのでしょうか❓
おいおいこちらについても書いていこうと思います😆

アカンサスはイングリッシュガーデンにもよく使用される花だそうで、「マグダラのマリア」の眠るとされるロスリン教会に導いているのかもですね⛪✨

おわりに:花火ってもしかして受精のシーン🎆❓

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👆宇随天元が「ダ・ヴィンチ・コード軸」で背負っているメッセージから見ると、もしかして花火は卵子に向かっていく精子の暗喩🎆❓


今回は「宇随天元様特集」となりましたが、彼を一言で説明すると「聖なる性・血を繋ぐ」になるかと思います🩸👑

色男ですし、ヒントとしてエロティシズムを感じるようにキャラクターデザインがなされていると思うのですが、蓋を開けてみるとそういったものを超越した「神との繋がり・宇宙や精神世界」のシンボルなのだと思います🪐

また「ダ・ヴィンチ・コード」から引用すると「古代における性の観念は現代の考え方と対極をなしていた」とあり、「性とは何か」を今一度私たちに問いかけいる存在なのではないかと。(この世界線では…ですが)

また、遊郭編で宇随は原作で一度、アニメオリジナルだと二度「最後の晩餐」のキリストと同じ手の形(キリストの右手)をしています。

そのため宇随天元もまたキリストの可能性があります。
(多分違う気はしますが…)

話は日本に移りますが、以前宇随天元の嫁たちの名前は「源氏物語絵巻に出てくる名前にちなんでいる✨」という素晴らしくエモい🙏✨考察をいつだったかお見かけしました。

恐らく多分暗号の中身が見えないようにとても雅で風流、且つセクシャルなメッセージを伝えられるようコーティングをしているのだと思います。

設定の手の込みようが凄すぎてすごい…😨💦
そして、平安時代和装の宇随一家見てみたい…🙏✨✨

ではでは、ここまで読んで頂きありがとうございました_(._.)_❤

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