【番外編】港区の子育て支援まとめ(新生児〜乳児)

年末調整の時期です。
子育てしていると、税金の恩恵を受けていると感じる機会も多いですね。
住民税を支払うモチベーションを高めるため、備忘録がてら、充実していると評判の港区の子育て支援(新生児〜乳児)をまとめました。
ちなみに私は先日港区から転出しましたが、引越先と比較しても充実してたなあと思っています。できることなら戻りたいです。(本音

出産費用助成

港区で一番嬉し買ったのは、出産費用の助成。
国からの42万円にプラスして、最大31万円まで補助が出ます。
所得制限はありません。
ただ港区の産院は他区と比較して高額のため、この助成を持ってしても手出しが0円というケースは聞いたことがありません。
ちなみにこの助成を利用しても私は手出し45万円でしたorz
でも非常にありがたいです。国にも見習って欲しいですね…(出産助成の大幅な増額…?はて…)

家事代行派遣

家事代行のヘルパーさんを派遣してくれる事業です。
派遣自体は他の区もあるところが多いかもしれませんが、時間が86hなのが太っ腹。
以前は利用できる期間が「子が4ヶ月未満まで」でしたが変更され、3歳までOKになりました。
一時保育やシッターって仕事復帰すると利用頻度が減りますが、逆に家事代行は超重要になりますもんね。
我が家では週1で作り置きを依頼していました。

注意点は以下です。
委託先が複数社あるのですが、正直品質は高くありません。連絡が遅い(来ない)、電話の対応が悪いなどはザラ。一般的な家事代行サービスを利用している方にはギャップがあると思います。
また、予約が埋まりやすいので可能なら妊娠中に利用計画を立てておいた方が良さそうです。私は5社連絡しましたが、1ヶ月後から稼働できると回答があった会社は1社のみでした。
今のヘルパーさんはめっちゃ良くて、3時間で作り置き13種類以上作ってくださいます(感謝)。
冷蔵庫に作り置きがあるって嬉しい…

産後ドゥーラ派遣

家事代行は赤子のお世話はできないルールのため、産後ドゥーラに依頼します。
一般的なシッターとは異なり、港区の女性を利用する場合は誰かが在宅でなくてはいけないという決まりがあります。
そのため基本的には睡眠時間の確保に充てていましたが、夫が在宅勤務の際は外出できるのでジムに行ったりもしています。
家事代行と同様、評判の良いドゥーラさんは特に予約が取りづらいため、早めの予約が必須。

助産師派遣

どこの区もあるのかと思いますが、丁寧な対応をしていただけました。
2回訪問してもらい、その後は相談窓口の担当助産師さんが引き継いで数回電話をくれました。
港区で定期的に実施しているイベントのスタッフさんなどにも希望すれば情報連携してくれるので、見守られている感が半端無いです。

交流会・読み聞かせイベント

遊び歌を習ったり離乳食の講座を聞いたりというイベントが、定期的に開催されています。
少人数開催かつ参加人数に対して人員配置に余裕があるため、子供を抱っこしてもらったり世間話したりとゆったり過ごすことができます。
毎回同じスタッフさんがいるので安心感あるし、みなさん優しくて親切だし、毎週のイベントに支えられて日々を過ごすことができました。
港区の「○○地区在住の方限定」のイベントなどもあり、近くに住んでいるママと知り合えるのも良いところ。
ここで知り合ったママとちいバスで偶然会って話をしたり、お茶したりということもありました。

産後ショートステイ

産後、病院に数日間宿泊して育児の悩み相談や睡眠時間の確保をする産後ショートステイ。
当初は、本当にしんどい人が利用するものっていうイメージがありましたが、助産師訪問で勧めてもらって利用を決めました。
港区では、計7日間まで宿泊費の補助が受けられます。最安の病院だと、例えば2泊3日8,000円で宿泊可能。
病院によって雰囲気や方針などが異なるので、評判は調べておくのがオススメ。
私は2泊3日×2回で使い切りました。
ぐっすり眠れてゆっくり食事ができ、その間夫も自宅でのんびりできたので躊躇せず利用すべき。自腹でも行きたいくらいでした。
ちなみに4ヶ月未満までしか利用できないので、早めの予約を。なんなら出産前に。

子育て支援施設・一時保育

子育て支援施設に併設している一時保育で生後2ヶ月から預けられるところがあるんですが、1時間800円という破格。
外苑前駅近なので、美容院やジムに行く際に利用しています。ちなみに登録すれば港区外の人も利用可能。予約も比較的取りやすいです。
遊び場の方は、夫が重要なリモート会議の際などに行っています。
施設全体がとってもアットホームで、色々と悩みや愚痴を聞いてもらっています。最高…
その他、4ヶ月になれば1時間500円で預けられるところが各所にあります。他の市区町村の話を聞くと、6ヶ月にならないと一時保育の受け入れ先がないということも多いなか、2ヶ月から預けられるというのは非常に助かります。
出産後のメンタル崩壊をどうにか逃れたのは、このおかげ。2ヶ月から預けるとなると色々と心配なこともあると思いますが、とてもアットホームな施設で、スタッフさんも素敵な方が多くて安心でした。

子育て支援施設としては、広くて新しい児童館(支援センター・子育て広場)が各所にあります。
駅近もしくはバス停近(ちぃバスが便利)なので行きやすいです。

まとめ

港区というと、派手な夜遊び・高級ショッピングのイメージが強いですが、子育ての面でも実は充実していることが判明した1年。
今後、インターナショナルスクールや習い事などに通おうとしたときも選択肢は豊富です。

これをお手本に、自分の地区にも要望を上げていきたいなと思う今日この頃です。




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