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同姓になるメリットもなかったので

なんとなく夫婦別姓を選択しました。

半年ほど同棲をしていた今の夫には、入籍して苗字が変わるとパスポートやら運転免許書やらクレジットカードやらの更新が面倒という話をたまにしていました。
引越しで住所が変わるのですら大変なのに、ましてや苗字をや、という感じ。絶対手続き漏れするもん。それで節目節目でぎゃーってなるもん。
入籍すると税金がやすくなるとか補助金がもらえるとか、メリットがあればまだ良いんだけど、共働きだと一つもないじゃないですか。

でも特別自分の苗字を気に入っている訳でもなかったので、超格好良かったり希少だったりするなら、相手の苗字に変えてもいいかなという考えでした。実際、私は数年前に別の男性と婚約していたことがあるのですが、その際は相手の苗字になる予定でした。
ちなみに、私が人生で一番格好いいと思った名字は、祈(いのり)と正影(まさかげ)です。ふふふ。

で、たまたま夫も同じような感覚だったので、結婚が決まった際も、とりあえず事実婚でいいかとスムーズに事が運びました。お互いの親も特にこだわりがなく(ありがたや)。
身内の誰かが反対したら、それを説得してまで夫婦別姓を選択するほどの強い意思はなかった気がしている。

事実婚といっても様式はそれぞれですが、私たちは住民票の変更をしました。同棲の際には別だった「世帯」を一つにし、私が「妻(未届)」に。夫の会社の家賃補助を受けるため、彼が世帯主です。

補助という観点で付け加えると、夫の会社も私の会社も、事実婚でも結婚祝い金と結婚休暇は貰えました。
弊社の場合は住民票等の公的書類の提出はなく、誓約書を書かされました(他に配偶者に相当する立場の人間がいないか、家計を一にしているか、など)。

「じゃあ〇〇(私の苗字)じゃなくなるんだね」
「事実婚だから苗字は変わりましぇ〜ん」
「そうなんだ!とりあえずお祝い送るね!」
Facebookで結婚報告を投稿した際、上記のようなやり取りがありましたが、これで終わり。
イマドキ、なんで事実婚なのかとも聞かれないもんなんですね。平和。

まあ、ただ結婚するだけなら問題はあまり生じないでしょう。
でも、結婚してから1年。不動産を購入したり妊娠・出産をしたり…というところで色々と不自由が出てきそうな予感がいままさにあり、それをこれから綴っていきたいと思います。

ではまた!


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