見出し画像

保育者の私。自己紹介


担任や研究主任として、世には珍しい公立幼稚園教諭として13年間保育に従事。幾度も研究発表や公開保育などの場を経験させてもらう。


保育研究の内容


保育研究の内容としては、
〇夢中になって遊ぶ幼児の育成
(運動遊び、製作遊び、音楽表現遊び、絵本の世界を通してなど多岐にわたる遊びの窓口から環境や教師の在り方について研究)

〇小学校との接続の在り方
(主に小学校教諭と連携し、5歳児~1年生の滑らかな接続に向けての取り組み、スタートカリキュラム編成、小学校授業に幼教諭として登壇 等)

〇幼児期の学級運営
(特別に支援を要する子についての理解や集団運営 等)
そのほかにもまだまだ書ききれないくらいある。
広く浅くの分野もあれば、狭く深くの分野もある。

主体的に遊ぶ幼児の育成

これらの研究実践は基本は「主体的に遊ぶ幼児」をベースとしている。

研究第一線に立つためには、そもそもの「主体的に遊ぶ幼児」というのを
理解している&日々実践している保育でなくてはならない。

そこで個人的に、師や上司、様々な研修機関を通して保育の理念や基本的な知識というのを徹底的に落とし込んでもらう&実践も同時に行ってきた。

保育歴6年で保護者も見てわかるほどに幼児が育ち、「193先生のクラスは子どもが育つ」と噂になったこともある。(恐縮)

保育力向上の裏側と犠牲


しかし、そんな日々の裏側も、もちろんある。

日々の残業は当たり前の当たり前。
研究発表会がある年は22時超えることも多々あり、休日出勤もしていた。

そんな毎日を送っていて犠牲になったのは
体の健康。
慢性的な肩こり、腰痛、生理不順、肌荒れ、朝起きるのが辛い。

そして心の健康。
もちろん私の実践に批判をしてくる人がいる。
理不尽な上司もいる。
保護者のクレームにもやられた。
体はめちゃくちゃ疲れているのに「眠れない」という日々。
睡眠導入剤は常備。本気で出勤前電車のホームから飛び降りようと何度思ったか。

そして負オーラにやられた心。
保育力向上、自己研鑽をしても、残業をどれだけしても、なぜ、
仕事ができないあの人と同じ給料、もしくはあの人より給料が低いの?と
もともとお金が好きだった私の怒りの矛先がおのずとここに向かってしまう。

この裏側も経験しながら得た保育力向上って「価値があるのだろうか?」という疑問が今でもある。もうこのやり方は時代遅れだろう。しかし結果として保育雑誌ができるほどのステータスを得られたことは間違いないので、感謝しかないのだが。
この先も同じようなやり方ではこれ以上の保育力向上は望めないだろう。

経験の末出した答え

【心身の健康と保育力向上はセット】いうのが私のモットー。
13年従事して見えた、これが私の出した答え。
当たり障りのない簡単な一文に見えて実は、【人生とは何か】という
問題まで含まれている。(おい)

それは、時間内に仕事を終わらせる術というわけではない。
労働環境について不平不満の主張の方法を考えるわけではない。
愚痴を共有するわけではない。

私が考える
【心身の健康と保育力の向上】についての意味は
次回で綴ろうと思う。


最後までお読みいただきありがとうございます。
いいね!が励みになります👍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?