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21,11,25。分相応なレストアで。

昨夜オークションで注目していたテレキャスターは予想通り終了15分前に殴り合いが始まり、結局相応の価格で決着を見ました(笑)

後で娘にこってり絞られる覚悟で入札すれば手が届かない価格では無かったのですが「さほど弾かなくなっているエレクトリックでそこまで欲しいギターかと思うと…」とさほど歯噛みする思いをせずに殴り合い参加を断念。

どうやら自分が欲しいギターは弾きやすそうで音のほうも問題なさそうな即戦力物ではなく、自分の持つスキル相応のレストアが楽しめるギター(ゆえにパーツ交換しやすいテレキャスター)な事を再認識したのでそれに見合うギターを物色する事にしました。

以前にも書いた気もしますが、いかにテレキャスターとはいえ男の子ならだれもが一度は考えるであろう「すべてのパーツをかき集めて組み合わせて俺の一本を…」はかなり敷居が高く、なおかつしっかりしたものを目指せば相応にコストもかかります。

やった事がある方であればお分かりだと思いますがいかにフェンダー系とはいえ別々に入手したボディとネックを組み合わせるには運と技術と工具が要求されます。

デタッチャブル故同じモデルのギターであればネジで止めれば完了かと言うとそんな事は無い訳で、基本別々に入手したものは同じメーカー&規格&モデルであったとしてもジャストフィットさせるには相応のスキルと工具が必要です。

自分もストラトでネック交換をやって分かりましたがネックの仕込み角度は重要ですし、いかにネジのピッチが一致しても交換時のネックポケットの処理が悪いとなんというか「音の通り」がいまひとつになってしまいます。

今も手元に残してあるストラトが満足できる状態になるまでには結構な手間がかかりましたから、仮に丁度良さげな物を見つける事が出来ても最低限ネック交換が必要なレベルの物は避けなければいけません。

うっかりパーツへの散財に入れ込むと「あれ?総額でUSA物に手が出たんじゃね…」になりかねませんからね。



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