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20,07,20。私の愛したアルバム㉔

今でこそミドルクラスのストラトキャスターを所持していますが、長くエレキギターに接してきた割にストラトに縁がありませんでした。

今回紹介させていただくアルバムは聞き込んだにもかかわらずストラトが苦手になる原因を作った作品です。

                      Rainbow/On Stage(レインボー・オンステージ)

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1 キル・ザ・キング Kill the King
2 銀嶺の覇者/ブルース/スターストラック Medley: Man on the Silver Mountain/Blues/Starstruck
3 虹をつかもう Catch the Rainbow
4 ミストゥリーテッド Mistreated
5 16世紀のグリーンスリーヴス Sixteenth Century Greensleeves
6 スティル・アイム・サッド Still I'm Sad

日本のロックファンに大人気だったRitchie Blackmore率いるRainbowの77年発表のライブアルバムです。

初めて聞いたのはギターを始めて間もない頃、たぶん中学生の時分だったと思います。当時KISSのコピーからギターを弾き始めた自分にとって本作はかなり衝撃的でした。

ペンタトニックを使ったソロしか知らないギター小僧にとってRitchieがソロで駆使するスケールは明らかに耳慣れない感じでなおかつ早い。オープニングのKill the Kingで使われる「3本の弦での早いアルペジオ」などは神業にしか見えなかったほどです。

Edward Van Halenの登場でハイテクニックなギターソロのレベルは急上昇するのですが、アクロバチックでとても真似出来そうにないVan Halenのソロに比べるとRitchieのソロは「独特のスケールでやたら早い」事が真似出来そうでなかなか出来ない所が研究してみたくなるレベルでzeppelinよりも早い時期にコピーに手を出したりしていました。

Ritchieと言えばストラト。ストラトと言えばアーミングです。
本作でもRitchieならではのアーミングは随所で出てきますし、そもそもギターの音色が当時自分が使っていたハムバッキングピックアップのギターの音ではありません。

安物のレスポールのコピーモデルを使っていた自分は安物のストラトのコピーすら弾いた事がありませんでしたから一度体験してみなければという事でストラトのコピーを所持していた友人と一週間ほどギターを交換する事に。

早速弾いてみたストラトはレスポールになじんでいた自分には新鮮でしたが、どうにも困った事も発覚するのでした。




 


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